帽体の塗装が完了したので、次は内装です。
自衛隊 の 中帽 と云えば、中帽改 ・ 旧中帽 共に ハンモック が テープ仕様になってるので、再現する場合に これは外せません!!
(幸い、防衛省 から 中帽改 の 仕様書 がPDFで公開されてるので、参考にさせてもらいました。)
↓ 防衛省 中帽 仕様書

仕様によると、ハンモックテープは 20mm のOD色・杉あや織り一つ山のナイロン製との事ですが、昔 入手した材料の中に似たようなテープが有ったので早速取り付けてみました。(ただ、ナイロン製 じゃ無く 旧中帽 に使われてる ハンモック に似た様な テープ ですヨ)

縫製も 仕様書 の 指示通り “ 三重返し縫い ”にしてあります。

ヘッドバンドとハンモック取り付け用ハンガを並べると↑こんな感じです。
何となく 中帽改 の 内装 ぽくなったでしょ!?


ヘッドバンド用の滑り革は、仕様通りの形や装着がこの固体では出来ないので 色(茶かっ色)と通気孔の穴の数(7個)だけを合わせてみました。

仕様通りの4mm穴を、7個開けてみました。
そして
帽体へ内装パーツの取り付けをすると・・・完成で~す!!

うお~!!
中々良い感じですヨ~

因みに、こちらが改造前の内装です。
安っぽい、 ドカヘル って感じですネ~
今回 あご紐は、旧中帽で使ってた革製のあご紐を使用してます。
オープションで、中帽改のようなナイロンのストレートあご紐や安全ヘルメットに付いてる 耳紐付きのあご紐も装着出来ますゼ~!!
今、自衛隊 で使われてる 中帽改の内装と 比較してみましょう。

左:中帽改 右:安全ヘルメット改造
滑り革の長さの差が気になりますが、ハンモックテープの再現度は◎かと!!
そして、いよいよ外見の公開で~す。

帽体前方に、空挺マークを入れてみました~
第一空挺団の中帽ぽく見えるかナ~!?
写真を参考にしたので、若干マークに違いがアルかもしれないですが ・・・そこは、ご愛嬌という事で!!(笑)

横で~す。

真正面で~す。
安全ヘルメットからの改造でしたが、そこそこ良い感じになりましたヨ!!
※安全ヘルメットを塗装すると化学変化により、本来の強度が失われる事が有るようです。
改造する場合には、安全ヘルメットとしての使用が出来ないのを念頭に入れて置く事が必要ですネ。
あと、実物 の 中帽改 ですが 帽体は ポリカーボネート樹脂 製 なので 耐用年数は 製造から長くても 約5年位らしいので、安全帽 としての使用を考えているなら 内側縁部分に印字されてる製造年数を確認してから入手した方が良いですネ!
( 2000年初期頃の中帽改は、実使用せず 既に コレクション用 と考えた方が無難ですナ!? )
※追記
中帽改のハンモックに仕様変更が有りました。
詳しくは↓
改造前のドカヘル内装に近い感じになってますヨ!!