チェスキークルムロフからウィーンに移動するにはいくつか方法がありますが、町から鉄道駅まではすこし距離があることが分かったので、ここからはシャトルという乗り合いのタクシーを使って移動します。
チェスキークルムロフから出るシャトルは、ロボシャトルというシャトルとCKシャトルというものがあるようです。(この旅行当時はそうでしたが、このコロナで状況が変わっているかもしれません。お出かけの時には最新情報をご確認ください)
それから、もうちょっと費用は掛かりますが、オプショナルツアーで手配するという方法もあります。
私達はCKシャトルで予約しておきました。
10人乗りのシャトルが午後3時に宿の前に迎えに来てくれて、私たち親子と韓国人の母子、運転手はドイツ人の若い女の子、その隣に日本人の一人旅の女の人が乗りました。
大きめの自家用車で連れていってもらう感じで、ウィーンのホテルまで直接連れていってくれます。大体3時間ほど。荷物を運ぶ手間も省けて、ウィーンでホテルを探す手間もなく、本当に便利でした。
私達はもう少し早めに出発したかったのですが、これは乗る人達の調整でお迎え時間が決まります。
さようなら、チェスキークルムロフ
途中トイレ休憩があって、マクドナルドに寄りました。
トイレ休憩の時、一緒に乗っていた日本人の一人旅の女の人が「いいですねー、親子で旅行ができて。私の母は急病で数年前に亡くなってしまって」と話しかけてきました。
そのあと車に戻って、ウィーンまでの車中、彼女の身の上話を聞きました。
彼女は今オーストラリアに住んでいるけれど、ここまで来るのに36時間もかかったこと、母親が元気なうちに私たちのように母子で、もっと旅行をすればよかったと後悔していることや、子育てをしているとやはり海外の子育ては大変、安全な日本にもう帰りたいのだということを色々と話してくれました。
きっと、旅先の気楽さと久しぶりの日本語で会話をしたかったのでしょう。
お互い名前もきかなかったけれど、こうして一期一会の出会いも素敵なものだと思いました。
ウィーンのホテルまで送ってもらい、夕方6時半になってしまいましたが、この日は二人でこれから行くところがあるのです。
さあ、B&Bに荷物を置いて、レッツゴー!