N262 : 東京メトロ副都心線と東急東横線の直通運転、2012年3月16日から | 一日一鉄 ~ほーぷの鉄道ニュース~

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日本全国全鉄道路線(JR・私鉄両方)を完乗した経験を元に、鉄道業界に関して戯言をぶちまけていくブログです。現在は日々の鉄道ニュースへのコメントがメインですが、そのうち乗り鉄記録を整理して載せていくかも知れません。

 東京メトロなどは24日、渋谷駅での副都心線と東急東横線との直通運転を、来年3月16日から始めると発表した。副都心線は埼玉県西部を走る東武東上線、西武有楽町・池袋線とも直通運転を行っており、埼玉県西部から横浜方面が乗り換えなしで結ばれることになる。同時に、東横線と日比谷線の直通運転は終了する。
 東京メトロや東武鉄道によると、直通運転の開始で、東武東上線の森林公園(埼玉県滑川町)から副都心線を経由し、横浜高速みなとみらい線の元町・中華街(横浜市)までの88.6キロが結ばれる。副都心線の池袋や新宿三丁目から横浜方面に向かう乗客は、渋谷駅で地下5階の副都心線ホームから地上2階の東横線ホームまでの移動が必要だが、不要になる。標準的な所要時間は5~10分程度短縮され、池袋―横浜が最短で約38分、川越―横浜が約78分になる。

N248 : 東急東横線と相互直通予定の東京メトロ副都心線渋谷駅、仮渡通路閉鎖で取り上げました、東急東横線と東京メトロ副都心線の直通運転ですが、直通運転の開始日が2013年3月16日に決まりました。

前回のエントリでも実運行がどうなるのか気になっている旨を記載しましたが、結論として以下のような運行となりそうです。

・東武鉄道東上線の森林公園駅から、東京メトロ副都心線、東急東横線を経由して、横浜高速鉄道みなとみらい線の元町・中華街駅まで直通運転されます。
・西武鉄道池袋線の飯能駅、もしくは西武狭山線の西武球場前駅から、西武有楽町線、東京メトロ副都心線、東急東横線を経由して、横浜高速鉄道みなとみらい線の元町・中華街駅まで直通運転されます。

速達型は、東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線の「特急」と東京メトロ副都心線の「急行」を組み合わせた形で運行することになります。
これにより、池袋駅~横浜駅は最短38分で結ばれることになる予定です。
現在、池袋駅~横浜駅は湘南新宿ラインでも乗り換えなしに結ばれていますが、約40分かかっており、わずかばかしながら今回のルートのほうが早くなる予定です。
(とはいえ、個人的にはそこまでの早さは求めていないので、どちらでもよいですが…)

また、直通する車両は基本的に10両編成となる予定になっており、輸送力の向上も期待されるところです。

そして、この変更に伴い、現在実施されている東急東横線と東京メトロ日比谷線の直通運転が終了となることになりました。
現在、東京メトロ日比谷線北千住駅から中目黒駅経由で東急東横線菊名駅まで直通運転されていますが、相互乗り入れがなくなるため、東京メトロ日比谷線は全て中目黒駅止まりとなり、菊名駅・横浜駅方面に行く場合は必ず中目黒駅で乗換となります。

この件に関する詳細は各鉄道会社のサイトをご参照ください。
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