東京都屋外広告物条例に違反していたとして、昨秋に運転を休止した小田急電鉄のラッピング列車がリニューアルし、20日から運転を再開した。車体外側に描いた「ドラえもん」などのキャラクターを小さくし、沿線の17自治体に運転の許可を得たという。
今年運行開始した「F-TrainII」
昨年運行していた「F-Train」
小田急を走っていたドラえもん列車が復活することになりました。
このドラえもん列車、昨年の8月3日から小田急で運行が開始されたのですが、東京都屋外広告物条例に違反していたということで10月から運行停止を余儀なくされてしまいました。
この東京都屋外広告物条例では、商業広告でなくても、絵や商標、シンボルマークなどは屋外広告物に該当するため、事前に都に申請し、許可を得る必要がありました。
また、条例では車体の外側を利用する場合、広告の面積が全体の10分の1以下になるよう決められていたのですが、キャラクターの絵などはシート全面に描かれてしまっていました。
しかし、このタイミングでは小田急が申請手続きをしておらず、また仮に申請していたとしても、キャラクターが車体の全面に描かれていたので、結果的には却下になってしまったと考えられます。
今回、画像のように広告の面積が10分の1になるようにキャラクターの大きさを調整し、改めて申請手続きを行うことにより、再度ドラえもん列車が運行できるようになりました。
今回は二代目ということで、名前も「F-Train」から「F-TrainII」に変更されました。
以前は海峡線でもドラえもん海底列車「快速海峡」が走っていましたが、今は小田急電鉄でしか見られないので、ホンワカパッパするためにも是非乗りに言ってみるとと良いかと思います。
この列車の運行ダイヤに関しては、小田急の公式ページ(PDF)を参照してください。
…ところで、「ホンワカパッパ」ってどういう意味なんでしょう…?(^▽^;)