N248 : 東急東横線と相互直通予定の東京メトロ副都心線渋谷駅、仮渡通路閉鎖 | 一日一鉄 ~ほーぷの鉄道ニュース~

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日本全国全鉄道路線(JR・私鉄両方)を完乗した経験を元に、鉄道業界に関して戯言をぶちまけていくブログです。現在は日々の鉄道ニュースへのコメントがメインですが、そのうち乗り鉄記録を整理して載せていくかも知れません。

 東急東横線との相互直通運転に向けて工事が進む,東京メトロ副都心線渋谷駅ですが,2012(平成24)年7月1日(日),これまで3番線ホームと4番線ホームの間に設置されていた仮渡り通路が閉鎖されました.

東京メトロ副都心線渋谷駅のホームがようやく当初の想定通りの形となりました。

2012年度(2013年3月)に東京メトロ副都心線と東急東横線が相互直通運転されることになりますが、その際には現在の東急東横線のホームではなく、東京メトロ副都心線のホームが使われることになり、東急東横線から列車が乗り入れる形となります。
(細かいですが、東京メトロ副都心線渋谷駅の管理は東急が行なっており、東急東横線から列車が乗り入れるという表現は必ずしも正しくないかも知れません)

東京メトロ副都心線が開業する際から、東急東横線との相互直通運転を意識して渋谷駅のホーム構造が作られていましたが、当時は下記写真のように仮渡り通路が引かれており、ホーム間を自由に行き来することができるようになっていました。

東京メトロ副都心線渋谷駅、仮渡り通路上から撮影したホーム写真(2010年2月)


今回、この仮渡り通路が閉鎖されて、相互直通運転が出来るような2面4線のホームとして生まれ変わったことが取り上げられています。
予定では、2013年3月に相互直通運転が開始されることになっており、いよいよその雰囲気が感じられるようになってきたのではないかと思います。

この相互直通運転が開始されると、既存で相互直通運転している区間も含めると最大5つの鉄道会社(東武鉄道・西武鉄道・東京メトロ・東京急行電鉄・横浜高速鉄道)が絡んだ運行となる可能性もあり、今後発表されるであろう運行方針も気になるところではあります。
東京メトロ副都心線が開業した時には、東京メトロ有楽町線・副都心線・西武有楽町線の合流が発生した小竹向原駅で大混乱状態となり大幅なダイヤの乱れが発生したため、今回はそのようなことがないように事前に準備していってほしいなと感じています。