晴れの日は何となく気分が良くて、雨の日は何となく気が落ち込む……。
でも、何でそう感じるのか不思議じゃありませんか?
天気との関係は、私たちの気持ちやカラダとも大変に深い関係があるのです。
晴れた日は、“高気圧”。
高気圧の時は、“空気がたくさんある”状態です。上から空気が降りてきます。
その時に、“下降下流”が生じるため、空気が圧縮されて気温が上がります。
気温が上がると水蒸気(雲)が出来にくくなるので、高気圧のときは、晴れた日が多いのです。一日で言えば日中の昼。季節で言えば冬です。
そして、高気圧のときは空気が多いため酸素の分圧も多いのです。
自律神経は交感神経優位の状態です。呼吸は浅くなり、血流は減少。カラダは緊張・興奮状態です。人は積極的に活動するようになります。
この時、免疫を司る白血球の顆粒球の増加に伴い組織破壊の疾病を起こしやすくなります。
その逆で、低気圧ではこれと逆の現象が起こります。空気中の酸素が少ないため、酸素が行き渡りにくい状態となるため、体のあちこちに不調が出やすくなります。
また、“副交感神経”が優位になり、やる気がでなかったり、呼吸が深くなり、脈はゆるやかになり血流も増加して、体調に変化が出やすいのです。一日で言えば夜間。季節で言えば夏です。
この時、白血球のリンパ球が増えることにより、アレルギー性の症状を起こしやすいのです。
『自律神経はすべての細胞を統合する』と云います。
もしも自律神経が上手く働かなくなったらどうでしょう?
晴れた日の日中に活動的に過ごすことができません。
夜間にしっかりとした睡眠を取ってカラダを休めることも上手に出来ません。
疲れを残したまま、無理やりベッドから抜け出し仕事に出かけても集中力が欠けた状態で能率も上がりません。勿論、休日は出来ることならベッドから出たくないと思うようになります。
これは、あなたのカラダから不調を訴えるサインです。
それに気を付けないとあなたの『免疫力』を下げることになりますよ。
『免疫力』を上げることがカラダを健康に保つことの基本と考えてもいいと思います。
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