職場に必要なのは、個人の天才より、「集団天才」を生み出す力です。
「集団天才」とは、職場の総合力や潜在力を引き出し、
巨大な成果を生み出す組織のパワーです。
職場の人数は足し算ですが、集団天才になると掛け算の成果が生まれます。
これを実現する主役が職場リーダーです。
松下幸之助さんも本田宗一郎さん、若い頃、職場を集団天才化する天才だったと思います。
自分独りでなく、集団天才力で取り組む仕事を体験しましょう。
集団天才の仕事体験をすると、人間観、仕事観が激変します。
稲盛和夫さんの「アメーバ経営」も、職場をアメーバ(小集団)にして、
個人力と集団力を最大化する経営といえます。
「集団天才」、この定義は、職場によって異なります。
営業系や研究所などでは、ドラマチックな定義でチャレンジするのも面白いです。
3カ月のMTS試行体験の後、全職場が
「私たちの職場の集団天才とは」を発表し合います。
ここでそれぞれの職場や仕事の本質が浮き彫りになってきます。
参加した人自身が「ああこれが私の仕事なんだ」
「職場の潜在力とは何か、やっと判ってきた」と気付き、
形だけでない本当の人間関係やリーダーシップが何かが見えてきます。
集団天才体験は、職場全体の仕事のやり方を、画期的に進化させます。
やればやるほど職場も自分も進化し続けます。