もしも私が「人材開発担当」だったら! その① | ブログMTS

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コンサルタント塩川正人が経営に成果をもたらす目標達成システム=MTSの秘訣を紹介します。

「企業内研修」という世界は、無限の可能性がある「企業革新の宝庫」だと思います。

なぜなら、研修を受ける社員は、幹部やこれからを期待されている人が多いですね。

研修で学んだ中味が良かったら、必ず現場で実行します。

毎日の研修で「革新の種」を蒔き続けることが、人材開発担当者の喜びであり、ミッションです。

しかし人材開発課の企画で会社の革新が成功したという話は、あまり聞きません。

「この忙しいのに!研修どころじゃないですよ!」と言う人が多いものです。

「研修即経営」「研修即革新開始」と定義して、研修の概念を再構築しませんか。

研修体系に予算をつけ、毎年同じ研修を繰り返す研修方式は、キッパリと止めましょう。

なぜなら、成果が出ない“賽の河原の石積み“だからです。

現場ニーズを調べず、有名な研修会社と講師で選び、
研修後の「アンケートで評価が良ければ
成功」と判断する。
そんな研修課長は、これからの人材開発に最も不適格です。


研修前と研修後で、劇的変化を起こすことを「研修企画者の使命」とすることです。

研修講師への評価は、直後のアンケート評価でなく、研修3カ月後の実践成果です。

「研修後は現場で実践が始まる」という「知行合一」を、研修の絶対条件にしませんか。

人材開発課の企画は、会社の組織風土を変える威力があると、私は確信しています。

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