もしも私が「人材開発担当」だったら ③ | ブログMTS

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コンサルタント塩川正人が経営に成果をもたらす目標達成システム=MTSの秘訣を紹介します。

人材開発担当者とは、ビジョンや戦略にもとづき、
最適の教育研修や変革プログラムを企画し
「社内外の講師やコンサルタントを通して実現する人」です。

例えは管理者研修で「研修で学んだことを、研修後に実践し、
その実践成果を人材開発課に提出」という研修を企画しませんか。

もちろん研修に先立って、講師と話し合い、
研修後の実践と成果のまとめ方を決めておきます。

研修は「研修即経営」を合言葉にして取り組みます。

研修後半年したら、参加者全員から、実践事例を提出してもらい、
研修成果をまとめます。

提出された優秀事例は、実践者と打合せ、より多くの人と成果を共有します。
例えば、次のようにです。

  • 現場からの経営革新報告として、研修即経営の事例集としてまとめる。


  • 優秀事例はマニュアル化し、社内への水平展開で、影響力や効果を拡げる。


  • 事例作成者の協力を得て、業績向上へのノウハウ資料とし、関係部署に配布する。


こうした実践プロセスのノウハウ化は、MTSの要で、「推進表」等で徹底活用します。

プロセスマネジメントのノウハウ化は、
かんばん方式に代表されるトヨタの工程管理だけでありません。
顧客管理、人事管理など全てのノウハウは、プロセスマネジメントにあり、
これが機能しないと、業績は上がらず、組織管理もバラバラになります。

人材開発担当のミッションは、研修後のプロセスマネジメントの開発です。

スポットの研修だけ繰り返しているのは、費用と時間の無駄遣いになってしまいます。

プロセスマネジメントのノウハウを開発する人材開発担当は、
巨大な業績貢献者となります。
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