標題のとおりです。あくまで競馬と全く同じ感覚で、本年3月27日に半年後の株価推移を漠っと予想していました。8ヶ月弱ほど経ったので、一度振り返りをしてみたいと思います。
なお、本エントリの作成に当たって特定のリース銘柄を買ったり、または既に買い増していたり、または売ったりする予定があるわけではありません。そのため、強気判定をしていても私とセイムボート投資になるとは限りません。また、改めて業績のチェックなどもしていないので、私の20年の投資キャリアに基づく直感的な相場観が予想のベースとなります。凡例は【◎〉〇〉▲〉△〉×〉無印】です。見方は競馬と一緒ですが、▲や△のマークが現株価水準に対してニュートラル(現状維持)くらいのイメージです。
【株価は2022年3月27日→2022年11月20日】
株価の後のマークは対象期間における投資成果ではなく、当初の予想を示しています。括弧内は優待です。
①オリックス(ふるさと優待*) 2,436円→2,134円 ×
②三菱HCキャピタル(優待なし) 591円→636円 ◎
③東京センチュリー (クオカード等) 4,565円→4,930円 〇
④芙蓉リース(カタログギフト)7,240円→8,480円 ▲
⑤みずほリース(クオカード) 2,981円→3,240円 ▲
⑥リコーリース(クオカード) 3,450円→3,580円 〇
⑦九州リース(クオカード) 609円→638円 ×
⑧丸紅建材リース(クオカード) 1,841円→1,735円 △
⑨NECAP(カタログギフト) 2,143円→2,069円 〇
⑩JIA (クオカード等)1,227円→1,263円 ×
⑪FPG (ギフトカード) 751円→1,060円 〇
⑫イチネンHD(クオカード*) 1,315円→1,232円 △
【短評】
ベンチマークの同期間の日経平均株価が28,149円→27,899円へ250円ほど下落していることを踏まえると、リースセクターは相対的に健闘したと言えるかと思います。
唯一◎を付与した本命級の三菱HCキャピタルは+7.6%となり、屈指の割安感から多少底上げされた印象です。買収したコンテナリース会社のCAI(NY市場上場)の寄与など、堅調な業績進捗が確認されるわりに中間での還元強化が不発だったのが残念ですが、下期にかけて改めて期待していきたいと思います。
対抗級として〇を付与した4銘柄のうち3銘柄がプラスとなり、特にFPGが+41.1%とトップパフォームを記録したほか、東京センチュリーもリコーリースも確りとなりました。他方でNECAPは▲3.5%となったものの、業績自体は堅調であり問題ないものと考えています。
また、中穴級として▲を付与したみずほ系リース2銘柄も、芙蓉総合リースが+17.1%、みずほリースが+8.6%とまずまずの結果となりました。この2銘柄とリコーリースは再編期待カタリストも含有しているため、中長期で保有するには悪くない選択肢と考えています。
×として相対劣後を予想したオリックスは、▲12.4%とワーストパフォームとなりました。機関投資家が多いため、優待廃止による株価影響は殆どなく(一瞬で織り込んだ)、どちらかというと株価の水準訂正が急ピッチで進み過ぎた反動が出たものと解釈しています。ファンダメンタルズは悪くないので、ここからは押し目買いでスタンスでよろしいかと思います。
機会があればまた振り返りたいをしたいと思います。よろしくお願いします。
*参照記事(本企画ローンチ時) 2022-03-27
優待付きで高配当?競馬感覚でリース銘柄の株価をチェックする。
*本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。
特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に
基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。