SFPHD傘下のSFPダイニングが運営する餃子業態「中野 いち五郎」を訪店しました。中野
駅からブロードウェイへと続く有名商店街・サンモールの路面に出店しています。同業態は
一店目の新宿小滝橋店を皮切りに、主に「磯丸水産」で立ち行かなくなった店舗を業態転換
して出店するケースが多いように思われます。絶頂期のSFPは好立地の路面店を高賃料、
かつ中途解約ペナルティの重い長期間定期借家契約などで賃借しているものと推察され、
解約しようにも出来ない不採算店はこうした廉価業態で凌いでいるものとみられます(想像。
さて、そんな余計な心配はともかく乾杯ドリンクです。この日は運転していたので、ノンアル
でした。キリンのノンアルコールビール「零 CHI」299円にしましたが、わざわざ瓶と純正の
ジョッキで提供されたのが大変良かったです。キリンはSFP株主(但し持分は0.8%)ですし、
まぁお膝元の中野のお店ですから、その辺はちゃんとしていてますね。
そして主役の餃子群です。1枚目が通常の焼き餃子、2枚目がパクチーズ餃子なる“変わり
餃子”です。パクチーズ餃子はその名の通り、パクチーとチーズを配した餃子なのですが、
実態としては普通の焼き餃子の上にトッピングしただけという代物です。そしてベースとな
る焼き餃子のお味は・・・至って普通でした。ダンダダン酒場の肉汁餃子とかを食べなれて
いると、ちょっと物足りないかもしれません。王将レベルか、少し下かな・・・という感じです。
むしろ餃子よりオススメは小籠包の方だと思います。メニューには「出来上がりまで20分程の
お時間をいただきます云々」書かれていて、実際の提供時間はその倍くらいかかりましたが、
こちらは小籠包ならではの溢れる肉汁がばっちり楽しめます。早めの注文を推奨します。
締めはチャーハンです。1人前ですがまずまずの量が出てくるので、シェアするとよいかと
思います。大盛りも選べるようですが、果たしてどんだけ出てくることやら・・・。
なお、他のメニューはこんな感じです。小皿系の安価なメニューが多く、お酒のハイボール
やサワーなども大体300円くらいなので、1人1,500円もあればそれなりに楽しめそうです。
逆に店側は回転率を上げていかないと、なかなか売上を立てるのが難しい業態かな・・・
と感じました。ただ地方都市の駅前とかで、賃料を安く借りられるならマッチしそうです。
「いち五郎」はこの中野店や、上述の小滝橋店にくわえ、神田・高円寺や町田・西八王子・
聖蹟桜ヶ丘といった郊外にも出店を進めているようです。横浜や松戸、大阪の南森町など
既に14店も出店しているようですので、お近くの方は訪店くださいませ。
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