受注残は高水準、エクイティ・ストーリー守る。ビーアールホールディングス(1726)。 | なちゅの市川綜合研究所

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【1726】ビーアールホールディングス(東証一部) --

現在値 393円/100株 PER16.9 PBR3.33 3月配当優待 9月配当優待

極東興和が中核。中国/関西のPC橋梁中堅。MAでエリア拡大し全国化。
配当は3末9末の年2回・合計5円のため、配当利回りは1.27%となります。

ビーアールホールディングスは株主優待制度を導入しておりまして、3月末
・9月末時点の100株以上の株主に対して、500円分のクオカードを進呈して

おりますので、配当優待利回りは約3.81%となります。

業績を確認していきます。
■2014年3月期 売上高 199億円、経常利益 6.0億円 EPS 13.7円
■2015年3月期 売上高 206億円、経常利益 7.6億円 EPS 14.3円
■2016年3月期 売上高 208億円、経常利益 4.5億円 EPS 14.4円
■2017年3月期 売上高 243億円、経常利益 13.2億円 EPS 24.8円 

■2018年3月期 売上高 275億円、経常利益 14.5億円 EPS 24.8円 ce
□2017年9月中 売上高 105億円、経常利益 1.7億円 EPS 1.3円 四e

2017年3月期の売上高は前期比17.1%増の243億円、経常利益は約3倍の
13.2億円となり、期初予算を2度も増額修正しつつも、更に上振れして着地

しました。建設事業における期首の受注残高が前年より26%多い213億円

と高い発射台でスタート出来たことにくわえ、引き続きNEXCO絡みの受注

が好調に推移しており、新名神淀川橋工事(50億円)や、北陸新幹線深山

トンネル(25.6億円)といった大型の案件受注が相次ぎました。

進行期である2018年3月期通期の予算については、売上高が12.9%増の

275億円、経常利益は9.1%増の14.5億円と続伸を見込んでいます。実績期

でやり過ぎた反動が警戒されるものの、それでも建設事業における受注

工事残高は1年前から更に3割弱も多い275億円と、期初の手持ちだけで

通期の売上予算を超過しているため、今期業績もまず鉄板と思われます。


当社は昨年9月に公募増資と自社株の売出(@209円)により約11.8億円の

調達を済ませており、約3兆円もの事業予算を有するNEXCOの「高速道路

リニューアルプロジェクト」に備え、当社5工場での生産ラインの増強などの

設備投資を進めています。既に事業期間15年間と目される同PJは3年目

を迎えており、当社が得意とする橋りょうの床版更新(RC床版→PC床版)

には総額1.6兆円の巨費が投じられる計画となっています。実際にNEXCO

西日本の中国道・容谷橋などで受注し、工事が進んでおりますが、今後は

既述の工場増強により、一層の受注能力の拡大が期待出来ます。

・・ということで、多少フライング気味のような気もしますが昨年の公募増資

によるエクイティ・ストーリー通りに業績が順調に推移しており、前の期に

配当金を2→3.5円に一気に増配し、今期は更に通期で5円配当を見込ん

でおります。増資したばかりなのに吐き出し気味の感じはありますが、まだ

それでも配当性向は20%程度であり、無理やり好意的に解釈すれば、今期

の業績も相当自信があることの表れ、と解することも出来なくもありません。


*参考記事① 2017-01-19 264円 --
指定替え・優待拡充後に公募増資が炸裂、ビーアールホールディングス(1726)。

*参考記事② 2016‐08‐14 *222円 --
一部上場済も謎の優待拡充、Br.ホールディングス(1726)。

 

 

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