投資家なちゅ、34歳。(投資戦略アウトルック/2016.12.02) | なちゅの市川綜合研究所

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おかげさまで本日、34歳になりました。

投資については日々のブログで、過去の経験や思うところを好きなように
書かせていただいており、来年には投資家生活も15周年を迎えますが、
学生時代はいわゆる"専業投資家"のようなものでしたので、私の場合は
"専業投資家"から"兼業投資家"に鞍替えした珍しいケースかと思います。

一般的に、サラリーマンが"専業"になるのは投資家としてのメドが立った
ことの証左であり、お目出度いことかと思いますが、逆の場合については、
投資を事業的規模でやるとか、やりたい仕事が出てきたケースは別ですが
"専業"として失敗して、またサラリーマンに戻るといったネガティヴな場合
がほとんどであろうかと思います。"専業"としてうまくいった方が、わざわざ
サラリーマンに戻る必要はありませんので、もちろん当たり前の話です。


閑話休題、私は過去に2回退場寸前にまで追い込まれており、学生の時に
1回(※数十万溶かした)、学生〜社会人1年目?にかけてもう1回(※1千万
溶かした)、それぞれやらかしており、2回とも資金の90~95%超を溶かして
しまっています。そして信用取引の保証金の入金の必要などもあったため、
さすがに2回目は"兼業"として、働かざるを得ない状況になっていました。

そんな状況でしたが、私が"兼業"に鞍替えしようとしていた時期は、たまたま
自身の新卒時期と重なっていたので、サラリーマンになれたのは幸運だった
訳ですが、結果だけ見れば、"専業"で鳴かず飛ばずで"兼業"になったとい
うことには変わりありません。そしてまたゼロに近いイチから"兼業"として10
年ほど体制を立て直し、その後は大きな失敗もなく、今日に至っています。

そんな訳で、"専業"としてデビューした最初の4年は、私にとって何も経済的
な成果を残すことはありませんでしたが、それでも10~20代という人生でも
極めて吸収力や感受性が強い時期に"専業"としてのキャリアを積めたのは
私にとって貴重な財産であり、私の持つ数少ない優位性だと思っています。

社会人としても、投資家としてもまだまだ半人前な私ではございますが、今後
とも当方および弊ブログのご愛顧のほど、よろしくおねがい申し上げます。

なちゅ