選択の"純度"を高めていくために。 | なちゅの市川綜合研究所

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これまたオカシイと言われてしまいそうなことですが、私は選択しなくても
よいことに関しては、徹底的に選択することを避けるようにしています。
選択、という行為は楽しみでもありますが、反面多少の労力を伴う行為
でもありますので、選択することによるリターンが大して変わらないので
あれば、選択しないことが最適解だと考えています。

もう少し具体的に言うと、先般の記事で私の昼食がコンビニおにぎり2個
であることをお話したかと思いますが、これは毎日同じであり、おにぎりの
具まで一緒(※ただし100円均一セール中に限りその限りではない)ですし、
普段飲むコーヒー缶の銘柄、ペットボトルのお茶の銘柄も毎日一緒です。

居酒屋にしても、優待券がある場合は違う店にも行ったりしますが、焼鳥
であれば鳥貴族だけでいいし、寿司屋であればや台ずしでいいし、ちょい
飲みであれば一軒目酒場だけでいい・・・とかそんな感じです。食べたい
ものさえ食べれれば、個店差についてはどうでもいいと思っています。


時間の使い方もそうですが、個人的には「質の高い選択」が出来る総量と
いうのは限られていると考えており、投資の意思決定といった本当に重要
なことに対してその労力を遣い、選択の"純度"を高めたいと考えています。

かつてGMO熊谷社長が「毎日服装のことで悩まなくてもいいように、上から
下までフルコーディネートを頼んでワンセットにしておいてもらって、あとは
何も考えずに袖を通せば、身支度が一瞬で終わる」みたいなことを仰って
おられ、変な人だな・・と思っていたのですが、今は全面的に賛成できます。

ただ冒頭でも述べましたが、選択するということは本来は楽しみの一つで
もあり、選択を避けることは「視野が狭くなる」といった副作用を伴うことでも
ありますので、過度にやるのはオススメしません。ただ、部分的にやる分に
はそれなりにリターンもあるかと思いますので、ご参考までにということで。

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