大還元時代、に思う株式投資の必要性。 | なちゅの市川綜合研究所

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外国人がしこたま売ってるにもかかわらず、株価がこれだけ底堅く推移
しているというのは驚くべきことで、アベノミクスによる量的緩和というか、
日銀砲の影響がもちろんあるのですが、昔よりも企業の自社株買いが
増えたこともかなり影響しているように思います。

聞くところによれば、上場企業の配当額は前年度初めて10兆円を突破し、
自社株買いの総額も前の年度比で6割増の3兆円規模となった模様です。
おそらく今年度はそれ以上になるのはほぼ間違いないので、数年前では
考えられないほどの「大盤振る舞い」状態です。

そんな状況ですので、政府がいかに労働者の賃上げに動いても、実際に
上がっているのは株主配分ばかりというのが実情であり、労働分配率など
ほとんど上がっていないと思われます。

だから改めて言うまでもありませんが、サラリーマンこそ株式投資をすべし、
というのは本当の話になりつつあり、それどころか「やらないと損」くらいの
状況になっています。そのため、私も身の回りの人に株式投資を進めたい
気持ちはあるのですが、これまでの経験上、株式投資を人に勧めても実際
に口座開設まで進むのはせいぜい5人に1人とかで、売買をしないどころか
入金すらしないケースも多かったため、私の株式投資布教心理はすっかり
折れてしまっています。

ですので、みなさまの周りで少しでも投資に前のめりな方がいらっしゃったら
是非優しくおすすめしてあげてください。紹介料を数千円もらえる証券会社
も沢山あるので、手間賃くらいはでるかと思います。また、それ以上に株の
話をするお友達が出来るというメリットもあります。相場が悪いと後から恨ま
れたりすることがあるかもしれませんが、日銀と自社株買いで下値を支えて
くれる今が布教のチャンス・・・だと思います。

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