
【3041】ビューティ花壇(東証マザーズ) 投資判断 Inline継続
現在値 277円/100株 PER17.5 PBR2.14 6月配当 株主優待
生花祭壇の企画提案・作成・設営、生花の卸・物流が2本柱。MA推進。
配当金は6月の年1回5円68銭で、配当利回りは約2.05%となります。
ビューティ花壇は株主優待制度を実施しており、単元以上の株主に対し
「くまもん」オリジナルグッズ(今年度はノート・付箋等)を進呈しています。
また当社の通信販売で胡蝶蘭の割引購入が出来るサービスもあります。
業績から確認していきます。
■2012年6月期 売上高 44.3億円、経常利益 1.5億円 EPS 29.3円
■2013年6月期 売上高 51.4億円、経常利益 1.7億円 EPS 20.3円
■2014年6月期 売上高 66.8億円、経常利益 0.4億円 EPS 11.6円
■2015年6月期 売上高 66.1億円、経常利益 0.8億円 EPS ▲21.1円
■2016年6月期 売上高 63.0億円、経常利益 1.5億円 EPS 18.9円 ce
□2015年12月中 売上高 30.0億円、経常利益 0.0億円 EPS 0.0円 四e
2015年6月期の売上高は前期比▲1.0%減の66.1億円、経常利益は同
倍増の0.8億円となり、ほぼ会社計画線での着地となりました。前期末
に造園土木工事事業をおこなう子会社の昇建設の株式を売却したため
売上高ベースで5億円近く剥落しましたが、他事業で埋め戻しました。
なお今2016年6月期の売上高は▲4.8%減の63億円、経常利益は77%増
の1.5億円を見込んでおります。前期より本格的に取り組みの始まった
コスト削減策(労務費の圧縮、ロジスティクスシステムの構築など)が
寄与してくる見込みとなっており、損益の改善が継続します。
また主力の生花祭壇事業・卸売事業以外にもブライダル装花事業が
本格化してきており、「豊洲」「姪浜(福岡)」に新店の開設を行ったほか
銀座の2式場において独占業務委託契約を締結するなどしています。
まだ連結売上高の1割に満たない事業ですが、今後期待出来そうです。
以上、投資判断についてはInlineでカバー継続します。
前期業績を守ったので、今期のでき次第で見直し余地が生まれます。
中期経営計画は下方ローリングを行い、来2017年6月期の売上高は71.2
億円/営業益2.0億円、来々2018年6月期の売上高は76.6億円/営業益
2.0億円としています。利益面についてはあまり減額していませんが、
トップラインの伸び悪く、想定超える葬儀の単価安が効いています。
ただ当社としては規模を求める意向はないもようで、主力の生花祭壇
事業の売上高CAGRは2~3%程度しか想定していません。ただその
代わりに積極的な他人資本活用(要はどんどん借金)によりる低コスト
モデルの開発を志向しており、ある意味イケイケな経営が続きます。
「業界のコストリーダー」を目指しているようですが、結果やいかに。
*参考記事① 2014-10-02 271円 投資判断 Inline継続
ビューティー花壇(3041)からくまモンのエコバッグがきたので短評。
*参考記事② 2014-04-19 313円 投資判断Inlineでカバー開始
くまもん株主優待銘柄、ビューティー花壇(3041)のレビュー。
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*本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。
特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に
基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。




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