5月にも似たような切り口で書いたので、その続きです。
やはり現在のような天井圏では株主還元に積極的な株を丁寧にひろって
いく方が、調整した時に怪我が小さくて済むと考えています。
今週はついに今後3年間の配当性向100%を打ち出していたトライステージ
の通期配当が開示され、EPS水準の54円予想となり株価が高騰しました。
プロスペクトの増配要求水準が68円、当社のホームページにも掲載されて
いるフィスコやブリッジサロンのレポートの予想配当が64円だったので、
これらを下回る配当でしたが、同時に発表された1Q決算が順調に推移して
いるため、業績連動でさらなる増配も期待出来ます(いまのところ)
またプロスペクト以外のアクティブファンドでは村上ファンドの流れを組む
ストラテジックキャピタルの動きが目立っており、ついに足元では宝印刷
で大増配を引き出しました。これまでの配当予想が20円配当だったところ
今期は50円予想ですので目の覚めるような大増配です。配当利回りは4%
に迫るほか、100株から株主優待もあるので、トータル利回りを勘案すると
個人投資家からさらなる人気を集めそうな感じがします。
同じストラテジックキャピタルという切り口では大和冷機も狙えますが、
こちらはIRに積極的な宝印刷と異なり、会社側が強硬姿勢をとってます
のでそう簡単に増配とはいかないような気もします。
あとは柿安本店が総還元性向を引き上げているので、伊勢サミット絡みの
テーマ性もあってよい気がします。権利確定が2月と遠いのが難ですが。
*参考記事 2015-05-18
見えずらい株主還元株をひろう/投資戦略アウトルック(2015.05.18)
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特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に
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