元旦のエントリで昨年の投資パフォーマンスを算出してみたのですが、
やはり他の投資ブログを周回して自分との比較をやってしまいました。
さまざまな前提条件が異なるのに単純な数字で比較して一喜一憂して
しまうのです。思いつくだけでも下記の条件は異なるかと思います。
・専業か兼業か(昨年は専業なら+10%は違う?)
・信用か現物のみか(昨年は信用なら+10~20%は違う?)
・含み益を入れるか実現益のみか (+5~+20%は違う?)
・配当込みか (税無視しても+2%は違う?)
・増資込みか、優待込みか (+5%~15%は違う?)
・税控除前か後か (昨年プラスの場合▲20%は違う?)
括弧内のパフォーマンス補正は当方の勝手なイメエジで補正してます
のでそれを前提にしていただきたいのですが、補正後の想定レンジは
最小でも5%程度~最大で60%超上振れする可能性があります。
そのため、
【兼業、現物オンリー、含み益・配当・増資・優待分は除外、税控除前】
のなちゅでも条件のいかんではもう少しマシなパフォーマンスとなった
可能性もあったかと思います。
しかもランカーの方にはいわゆる「生き残りバイアス」がかかっており、
既に退場された方を含めたその他大勢の方のパフォーマンスは公表
されておりませんので、昨年50%超のパフォーマンスを達成された方
は見た目以上に優秀なのだと思います。
ただ怒られることを覚悟の上で感想を述べますと、高パフォーマンス
を上げておられる方の一部には、ひとたび相場が逆回転したら上昇時
よりも急激に資産が溶けそうなレバレッジ型のポートフォリオを組まれ
ている方をお見受けすることもまた事実です。
今日では吹く銘柄もかなり多様化しましたので、一斉にヤラれるような
ことは少ないと思いますが、不動産流動化バブルの際にも同じ様な傾向
があり、大物ブロガーが多数退場していきました。私もこのバブルに
飲み込まれ、資産の殆どを溶かし、退場寸前まで追いこまれました。
その時の教訓から、「別に勝たなくてもいいので、負けなければいい」
という投資スタイルを採って、何とか今日まで生き延びているのです。
・・・まぁ色々そのようなことを頭でわかっていてもパフォーマンスを
算出することは私にとって精神衛生上良くないことだけは間違いなく
『やっぱり信用でもやって成績伸ばしたい』などと少しでも余計なこと
を考えてしまったので、また暫くの間は算出を控えたいと思います。
*参考記事リンク 2015-01-01
今年の投資方針(と昨年のパフォーマンス)/投資戦略アウトルック (2015.01.01)
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