
【2588】ウォーターダイレクト(東証マザーズ)投資判断Outperform継続
現在値 576円/100株 PER31.1 PBR2.16 3月無配・株主優待
富士山天然水を製造・販売。ボトル回収不要なワンウェイ方式で家庭浸透。
ウォーターダイレクトは株主優待制度を導入しておりまして、当社サービスを
契約していない株主に1,500円相当のCLYTIA DAILY 1本を進呈していますので、
優待利回りは約2.60%となります。また、当社サービスを契約しいる株主には
3,570円相当のCLYTIA25を2本進呈しておりますので、同6.19%となります。
業績は以下の通りとなります。
(2011年3月期は変則決算なので、数字を記載していません)
■2012年3月期 売上高 54億円、経常利益 2.3億円 EPS 41.4円
■2013年3月期 売上高 71億円、経常利益 3.8億円 EPS 59.7円
■2014年3月期 売上高 87億円、経常利益 4.0億円 EPS 35.2円
■2015年3月期 売上高 100億円、経常利益 4.0億円 EPS 33.2円 ce
□2014年9月中間売上高 45億円、経常利益 1.0億円 EPS 3.7円 ce
さて、そんな訳で株主総会です。質問者はわずかに3名でした。
監査役の選任に関する質問は省略します。
<質疑応答>
Q.配当金は出ないのか?
A.ご指摘の通り本則市場に指定替えとなったので、考える時期には来ている。
今期・来期は真剣に検討します。
なちゅ→そうは言っても配当する気なさそうだし、配当欲しくないです。
Q.水のバリュエーションはどうか?
A.水素水市場が芽生えようとしている。今後の領域としてターゲットになる。
ひょっとしたらペットボトルの様な商品も出すかもしれない。
Q.「アジアNo.1戦略」はどうなったのか?
A.台湾は一番展開し易かったがまだ赤字である。富士山の知名度が高かったので
期待している。三年程度での黒字化を目指しており、トライアルである。
Q.前期は増収増益なのに予想の立て方が甘くて株が売られたが。
A.水自体の使用量が落ちてしまったのが想定外であった。今期予想は保守的な
数字を見込んでいる。大塚が先行する経口補水液の投入等で飽きを減らす。
そんな訳で、レオスの藤野さんは出番もなく総会はあっさり終了しました。
出席株主も当社の業績推移に熱を上げている人はかなり少ない印象です。
あまりに質問者がいないので、伊久間社長が質問を促す一幕もあったので、
覚悟を決めていた経営陣もかなり肩すかし感があった様に思います。
つまり何を言いたいかといいますと、既に成長期待で当社に投資していた向き
は相当撤退しており、あとは優待目当ての個人株主ばかりになった可能性が
あるように考えています。そしてその裏で光通信が第三者割り当て増資の
引受け分以上に、安くなった当社株をかき集めているというのが現状です。
光通信の持分比率は15%程度だったのに、足元では30%位まで持分が増えており
この道はいつか来た道の様な気がしてなりません。
かような事実を鑑み、投資判断はOutperformを継続といたします。
そういえば、ひな壇にフージャースでIRをやっていた手嶋さんがいました。
伊久間さんもフージャースにいたので、よく考えてみればフージャーすぎです。
あとはフィデックで伊藤忠出身の深田社長の側近だった及川亮子氏も、
いつの間にか当社の役員になってました。懐かしい顔が揃いますね。

お土産は当社の本拠地である富士吉田市のうどんと経口補水液の素でした。
下記は当社取締役兼ひふみ投信FMとしても有名な藤野氏の著作です。
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*参考記事 2013-10-23 760円 投資判断Outperformでカバー開始
高成長の富士山関連銘柄、ウォーターダイレクト(2588)の研究。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11643561857.html




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