どら焼き・甘納豆優待銘柄メディアフラッグ(6067)から新設優待が到着! | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。


【6067】メディアフラッグ(東証マザーズ) 投資判断新規Inline

現在値 667円/100株 PER18.8 PBR3.2 12月配当優待

流通業の覆面店舗調査、消費財メーカー向けの店頭販売促進が収益柱。

配当は12月の年1回5円、前期記念配維持予定のため配当利回は0.74%です。
メディアフラッグは株主優待制度を実施しており、100株以上の株主に対して
1,000円分の菓子ギフトを進呈しており、配当優待利回りは約2.24%となります。

業績を確認していきます。
■2011年12月期 売上高 22.7億円、経常利益 1.1億円 EPS12.9円
■2012年12月期 売上高 28.0億円、経常利益 1.8億円 EPS25.4円  
■2013年12月期 売上高 34.3億円、経常利益 2.4億円 EPS31.9円  
■2014年12月期 売上高 60.0億円、経常利益 2.5億円 EPS40.2円 ce
□2014年6月中間 売上高 27.0億円、経常利益 1.0億円 EPS14.2円 ce

当社は一昨年上場したばかりの銘柄です。

売上は鋭角的な成長が続いており、前期2013年12月期は売上高で22.3%増・
経常利益で36.8%増とマザーズの高成長銘柄らしい数字を残しています。
特に最近の新規上場銘柄は得てして数字の信頼度が低いのですが、期初計画を
きちんと守って超過落着だったのは非常に好感が持てます。

今期についてはスーパー推奨販売支援のキャビックや和菓子製造販売の
十勝甘納豆本舗の買収により、売上高の嵩が一気に上がり前期比74%増を予定
しておりますが、利益の伸びは一桁程度を見込んでおります。
ただ当社の福井社長的にはこの見通しは買収した事業のシナジーを保守的に
見積った「最低線」とのことなので、期中の好進捗が確認出来れば、
今期の数字は普通に上振れすることもあるかと思います。

当社はの展開店舗数は既に25万店を超えており、業界で存在感を放っています。
また当社の株主は三和銀行土浦支店で一緒だったと思われるタリーズコーヒー
創業者の松田氏や「ブックオフ」「俺のイタリアン」創業者の坂本孝氏に加え
博報堂DYや東急Aなどかなりの強力ラインナップで揃えていますので、
中長期的な営業先には困らない様な印象を受けます。

投資判断についてはInlineでカバー開始します。

結論を言えば、このサイズの会社ではかなり良い線をいっているベンチャー
なのですが、まだ上場して日が浅いこともあるので、しばらくは業績推移を
しっかりと見守りたいところです。

特に当社のアルバイトの人件費や買収したリアル小売業の原価・人件費などは
早くも高騰している状況ですので、これをしっかり転嫁出来ているのかどうかを
見極めることが肝要かと考えております。先ずはアジアより国内基盤ですね。

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