寿司・釜飯優待銘柄、ライドオンエクスプレス(6082)の3Q決算レビュー。 | なちゅの市川綜合研究所

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本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

【6082】ライドオン・エクスプレス(東証マザーズ)投資判断 新規Inline

現在値 2,651円/100株 PER24.3 PBR6.00 3月無配・株主優待あり

『銀のさら』『釜虎』など調理済み食材宅配事業を全国展開。
配当については実施しておりません。

ライドオン・エクスプレスは株主優待制度を実施しており、100株以上の株主に
5,000円分の当社利用券を進呈しており、優待利回りは約1.8%となります。

業績を確認していきます。
■2011年3月期 売上高 128億円、経常利益 2.5億円、EPS16.1円
■2012年3月期 売上高 146億円、経常利益 3.3億円、EPS22.4円  
■2013年3月期 売上高 161億円、経常利益 5.3億円、EPS69.2円  
■2014年3月期 売上高 165億円、経常利益 9.0億円、EPS109.7円 四e
■2015年3月期 売上高 174億円、経常利益10.0億円、EPS約120円 日経観測
□2013年12月3Q 売上高 122億円、経常利益 6.3億円、EPS28.4円

今更ですが、当社は昨年12月に上場したばかりの日の浅いIPO銘柄です。

業績は順調に伸びておりまして、今2014年3月期の経常利益は前期比1.7倍の
9.0億円を予想しており、上場のタイミングと業績の伸びのピークを合わた感
を感じざるを得ない業績推移となっております。

本年2月に上場してからは初めてとなる四半期決算の開示があり、通期進捗率で
見ると達成できるか達成できないか位の微妙な数字の仕上がりになっていますが、
4日の日経報道では来期の観測数字とともに今期の見通しが報道されており、
今期は達成見込で、来期は営業利益ベースで1割程度の増となるようです。

その日経報道による来期増益率の大幅縮小を嫌気して、底値圏まで売られました。

当社はちょうどその時期にサイズの大きな立会外分売を行っていましたので、
まぁ色々な憶測を呼ぶ感じなのですが、ひとまず裏目に出ている印象です。

投資判断については新規でInlineとします

ここまで叩き売られた分、株価位置的には手がけ易い水準に来ていると思います。
その他の買い要素としては、筆頭株主として君臨してきたジャフコが年末から
保有株をじゃぶじゃぶ売りまくったためおそらく既に玉切れになったことと、
これを受ける形で日興AMとインベスコが大量保有を出して来ていることです。

まぁ、公開価格も2,000円ですのでそろそろなんじゃないですかね。

※参考記事 2013-10-31 上場前参考価格2,200円 カバレッジなし
銀のさらが上場! ライドオン・エクスプレスの初値予想。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11659882127.html

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