現在値 151円/100株 PER10.1 PBR2.15 1月株主優待 7月配当
大手CM制作会社の一角、アニメ制作も。広告主と直接取引を拡大中。
配当は年1回の合計6円配で、配当利回は約3.97%です。
ティー・ワイ・オーは株主優待制度を導入しており、500株以上の株主に対し
1,000円分のクオカードを配布していますので、配当優待利回りは約5.3%と
なります。また、今2014年1月の中間権利に関しては特別に、クオカードが
倍の金額になりますので、当期に限っては6.6%の利回りが確保できます。
業績を確認していきます。
■2011年7月期 売上高 226億円、経常利益 9.0億円 EPS 14.2円
■2012年7月期 売上高 241億円、経常利益 10.9億円 EPS 18.8円
■2013年7月期 売上高 250億円、経常利益 13.9億円 EPS 13.5円
■2014年7月期 売上高 265億円、経常利益 15.4億円 EPS 14.9円 ce
□2013年1月中 売上高 130億円、経常利益 6.8億円 EPS 6.0円 ce
TVのCM製作なんて構造的オワコン業種かと思いきや、頑張っています。
売上高段階から回復してきており、特に博報堂向けの売上が伸びています。
博報堂は非常に野心的な中期計画を出したばかりですので、東北新社や
葵プロと並ぶ業界大手の当社も芋づる式に恩恵に預かれる期待があります。
(※博報堂の中計はデジタル分野に配分厚めなので注意)
発表されたばかりの今2014年7月期1Qも売上高58億円、経常利益2.4億円で
着地しており、中間進捗率で見ると微妙ですが、会社資料を見る限りは
かなり順調に来ているような感触です。
以上、マクロ企業環境のゆるやかな回復基調と広告費の増加を考慮し、
投資判断をOutperformとしてカバーを開始します。
当社は10月に東証二部への鞍替えとなり、記念配当や記念優待クオカードなど
全部乗せ状態の株主還元策を打って来ましたが、全ては2010年に2653万株もの
増資を49円で引き受けた筆頭株主のインテグラルのイグジットが目的でした。
既に筆頭株主と大株主のどさくさ節税売りによる需給悪化は一巡している様
ですが、優待や高配当の今後の継続については予断を許さない状況です。
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