投資戦略アウトルック (2013.08.17) | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

■そろそろ守りに入ります
木曜日に東証から発表されました投資主体別売買動向では、
ついに外国人が3週間連続の売り越しとなりました。がびーん。

これは 昨年6月以来のことであり、金額こそ1,010億円程度ながら
足下は売り目線の方が多いというのは紛れも無い事実ということでしょう。
最近は”安倍プット”なる言葉もあるようですしね。。


勿論、夏休みのお盆期間のため薄商いという補正要因がありますので、
引続き外国人動向は注意深く見守りつつ柔軟に対処することとしますが、
個人的には「中立~やや弱気」スタンスです。

買い主体が限られている以上、赤字や減益などの業績の裏づけの無いものや
無配当のものは極力敬遠すべきと思います。
特に第1Qの決算を通過して、業績が悪かったものは数字以上に売られている
感じを受けますので、新興市場のグロース株は特に取捨選別が必要です。

ここから買ってよい株は、こんな感じでしょうか。
兎に角、下がったら必ず買い手のたくさん居る株以外は弄らない方が良い
ような気がします。手詰まり感満載の時には配当株に逃げるのが鉄則です。
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◎高配当株
○優待株
▲増配傾向株
▲足下好業績株
△テーマ株


■バイオが怪しい
ついに持ち株のメドレックスがメリルリンチを相手先に30億円の
新株予約権付三者割当増資をかましてきました(泣

上場して1年経ってないのに約20%の希薄化を伴う増資ですので、
理解に苦しむのですが、本線パイプラインのエトリートではなく
別のオキシコドンテープのパイプラインを新規に進めるとのことです。

同社株は上場来安値圏で仕込み直ししてるので、まだ余力はありますが
ラクオリア創薬の時と同様に短期的には売られるのを覚悟しています。
バイオ株特有のリスクを再認識させられました。

一般的にバイオ株は高値を追わなくても、ファイナンスや臨床失敗等で
待っていれば必ず買い場は来ますので、それを待ってもいいのかも
知れませんね。

あっ、それとアンジェスMGが開発中止で大変なことになってますね。
アンジェスは数年前まではバイオの中でもスター候補だったので、
ちょっとショックが大きいです。

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