【今回売出】NDソフトウェアから株主優待の図書カードが来ました! | なちゅの市川綜合研究所

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【3794】 エヌ・デーソフトウェア(東証2部)投資判断 Neutral格下げ

現在値 1,178円/100株  PER8.2 PBR 1.61 3月配当優待

介護・福祉分野に特化したソフトウエア会社。業界トップクラス。
予想配当は年間25円配(*記念配維持予想)で配当利回は1.61%となります。

株主優待として100株以上の株主に対して、1,000円分の図書カードが
もらえます。昨年の10月に1対2の株式分割をしたばかりですが、
分割後も単元株については優待基準を据え置いてますので拡充となります。
優待配当利回りに直すと、2.97%となります。


業績の推移は以下のとおり。前3期→前2期→前期→今期(04.3)です。
■売上高 47億 →89億 →107億 →115億(予
■経常益 8.9億 →23億 → 18億 →18.5億

前期は売上も続伸でしたが、結局例年通り3Qでは巻き返すことが出来ず
経常減益という落着でした。今期も売上高は更に伸びるものの、
経常利益は横這い予想となっております。保守的に見てるのでしょうか?

相変らず財務は良く、有利子負債10億円に対して現金同等物は56億円です。
当社の時価総額が89億円なので非常に良いです。


・・・で、肝心の今回の売り出しです。
成長株として有名な当社ですが、私もついこの間買って既に売却している
こともあってよく知らなかったのですが、昔にファンド相手に資金調達を
していた様で、今回はその出口による売出みたいですね。

但し、売出の量がOA込みで発行済み株式の約15%程度はありそうなので
これはかなり重くなりそうな感じがします。この観測があったので、
アベノミクス相場でも上値が抑えられていた可能性もありますね。

そういえば、この前株式分割したのに優待は据置(つまり拡充)だったし・・。

と、いうことで当社の業績成長や健全性には疑いはないものの、
大量売り出しによる需給の悪化懸念から投資判断をNeutralに格下げします。

まぁ、最近の急騰であんまり買えてない人には天与の買い場と思われます。

※参考記事 2013-03-15 1,210円 投資判断Outperformでカバー開始
エヌ・デーソフトウェア(3794)の研究。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11489653525.html


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