ファンケル 株主総会2013 お土産と感想。  | なちゅの市川綜合研究所

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市川投資綜合研究所
【4921】 ファンケル (東証1部)投資判断 inline

現在値 1,108円/100株  PER28.8 PBR0.97 3月優待配当9月配当

配当金が年間34円(年2回)で、配当利回りは3.06%です。
また、単元株主は株主優待として3,000円分の自社商品が選べますので、
配当優待利回り5.77%となります。

さて、そんな普通の優待株である当社ですが、株主総会が土曜日開催である
という理由(だけ)で、参加してきました。場所は横浜アリーナだったのですが、
新横浜駅から明らかににそれとわかる凄い人の数。さすが土曜総会です。

2時間あまり続いた総会のメモは以下の通り。
途中抜けて展示会場なんかをフラフラしてたので、全部ではないです。

■問:検察OBの役員が多忙そうだが?
□答:ちゃんと参加する約束を貰っている。
   (カカクコムやら森のリートやらリヴァンプやらも兼任してて大丈夫?)

■問:中国の動向はどうか?
□答:引き続き10%減ペースである。未だ不買の影響はある。

■問:業績の悪化の説明がテキトーだが?
□答:中国の販売会社株式の評価損で46.9億円だ。実際損した訳ではない。
   その他エステの閉鎖で5.8億、アテニア絡み3.5億とか。
   (購入時の65億はDDした結果で、高値掴みでない・・・とのこと)

まぁ、質疑は色々あった訳ですが、創業者の池森会長のスピーチが
最も良かったです。御年75歳になって業績不振を理由に10年振りに戻ってくる
というのは大変勇気の要ることだと思います。
当の本人も「大変恥ずかしいこと」と仰っておられました。

池森会長曰く、
『低迷の原因はちょっと業績が好調な中小企業のくせにお金を持ちすぎて
いるので(※会長はよく解ってる)、社員がチョーシに乗ってお金を
遣いまくったことも原因だと。また、環境が激変していて富士フィルム
みたいな異業種が参入してきて化粧品事業でそこそこうまくやってる・・・
そこそこじゃ失礼ですね、大変な成功を収めておられる(会場爆笑)。
そんなこともあって、我々も研究費を倍にしました』とのことです。

全体的な話を聞いている限りでは最悪期は脱した様な感じです。
ここから買ってもそんなにリスクは無い様な気がします。
更にしくじっても過去に積み上げた利益剰余金がタンマリあるので
良くも悪くも安定している会社ですね。


※その他備忘録
①株主意以外も同伴可(1名のみ?)、お弁当は人数分もらえます。
②お土産も軽食も完全後渡し制、写真のお土産は株主のみもらえます。
③女性株主多く華やかですが、総会のマナーを理解されてない方も多し。
④直販会は人気のある商品は即完売。人気なしとの差が激しいです。

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