マネースクウェア・ジャパンの株主優待と投資判断。 | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

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【8728】 マネースクウェア・ジャパン (JASDAQ) 投資判断 Outpeform

現在値 52,300円/1株  PER7.3 PBR1.23 3月配当9月優待?

外為証拠金取引大手。自動発注機能が武器。

予想配当は年間1,800円配で配当利回は3.44%となります。
株主優待は今期中間期から導入されて、1株主以上に1、000円分のQUOカード
が進呈されます。配当優待利回は5.35%となります。


当社は数あるFX業者やオンライン証券会社の低いスプレッド競争とは
一線を画しており、高スプレッドと手数料で利益を維持しています。

この手数料等をカバーするのが、「トラリピ」という自動発注機能です。

当社が特許を取得しているこの自動発注機能が、忙しいビジネスマンや
FXのせいで睡眠不足の客層に一定の支持を集めています。


現在の業績は横ばいで、利益も最盛期の半分位で推移していますが、
利益の源泉になる預かり資産は380億(前年同期比31.8%増)と
かなりハイピッチで増加しています。

足下の急激な円安ドル高の進行によるボラティリティーが高い状況や
顧客は外貨買い持ちが多く損益が劇的に改善していることを鑑みると、
今期業績は上ブレさえ見込める状況となってきました。


以下、結論です。
当社はFX業界では独自性・収益性により頭一つ抜けています。
今期は主に市況環境の改善により業績がクリアできると思いますが、
長期的にも預かり資産の激増は非常にメリットです。

手数料が高いということは市況が改善するとアホみたいに儲かります。
証券会社でいうとマネックス証券みたいな収益構造です。

と、いうことで投資判断は強気と致します。

※参考株価 133,083円(マネーパートナーズのPER18.3を採用。
          現実的な線は08年の配当2,500円を3%で戻した83,333円 )



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