もう少し、お布施の話を! 

こちらのブログが初めての方は、
昨日のブログをご参照ください🙇‍♀️


「布施」はサンスクリット語で
「ダーナー」と言い
「見返りを求めず与えること」
を意味します。


寄付のことを「ドネーション」
臓器提供する人を「ドナー」
これも「ダーナー」が語源です。


そして、なんと❣️
日本語の「旦那さん」もです。


各家庭の旦那さま‼️
大丈夫ですか?
ちゃんと家族に
見返りを求めず与えてますか?


奥さんに
「お茶入れて!」
ではなく、
「お茶どうぞ!」
ですよ(笑)



仏教でいうお布施には3種類あります。


法施(ほうせ)
財施(ざいせ)
無畏施(むいせ)


法施
仏さまの教えを説くこと

財施
お金や物などを施すこと

無畏施
悩みや恐れを抱いている人
に安心を与えること



法施は
誰に施しても良いのですが

財施は
施す相手が限定されています。


それを

三田の教え=さんでんのおしえ=

と言います。


三田とは、


敬田(きょうでん)
敬うべき徳を備えた人
人のために使ってくれる人


恩田(おんでん)
恩を受けた人
お世話になった人
悲田(ひでん)
お気の毒な人


のことであり、


三田以外の人に施しても
お布施ではないのです。


例えば、
カルト教団へのお布施😱
残念ながら幸せにはなれません💦



ところで、
なぜ三つの『田』なのか?


それは、

因果の道理

を意味しています。



つまり、


田んぼにもみを蒔けば
米が収穫でき俵となる


三田にお布施(因)をすれば、
大きな幸(果)が得られる


ということです。




そして、最も大切なのは、


お金や物の量よりも、

心から相手を想って
お布施をおこなったか

ということです。

ほんの少しでも
見返りを期待する心があれば
全く意味がありません。


だから
本当の意味でのお布施をするのは、
結構難しいかもしれませんね💦


まずは、『無財の七施』
心を込めてやってみませんか?


瀧本光静先生のブログ
⬇️
無財の七施