経済が心地さを継続するために
各国の中央銀行は政策金利を調整して経済がおかしくならないように
してくれています。
ニュースでよく見る
利上げだ!
利下げだ!
はこの政策金利の上げ下げです。
政策金利を増やすと 利上げ。
政策金利を下げると 利下げ。
景気が良すぎたら国民は皆嬉しい気がしますが
それが行き過ぎると色々な物価が異常に上がったりしてしまいます。
多少の緩やかな上昇ならいいのですが階段を駆け上がるように物価が上昇すると
生活出来なくなりますよね。
物価上昇>賃金上昇>年金支給
このようになると生活出来なくなってしまいます。
そのため行き過ぎた景気を冷やすために利上げ。
利上げすると、銀行のローンなど借入の際の金利が増え
借りにくくなります。お金が巡りにくくなる。
それで経済の循環を鈍らせて景気を下げるという。
利下げはその逆ですね。不景気の時に利下げを行うことで
経済の循環を良くして景気を上げていきます。
では、各国の政策金利一覧
アメリカは5.25%とかなりの高政策金利です。
対して日本は0.25%
今から不景気が起こったらどっちが不景気脱却しやすいか・・・というと、
アメリカですね。
大体利下げ、利上げともに1回で±0.25%が基本です。
最終0%まで下げれるとして
それを考慮するとアメリカは21回利下げ出来て経済の循環を良くできるのに対して
日本は1回しか打てません。
もし、今後不景気時に中央銀行の助ける場面が来た先には
アメリカは打ち手が潤沢
日本は枯渇
コロナ以降の好景気気味の時に利上げ出来なかった日本はかなりの
厳しい状況です。打開策はあるのかな?
今後が気になるところです!