子宮筋腫開腹手術
子宮筋腫開腹手術2023.11.20に開腹にて子宮及び卵巣、卵管の摘出手術を受けました。そんなわたしの忘備録&日記です。
明け方、病棟が動き出す時間になりました。
看護師さんが私達の検温や血圧を測りにやってくる時間は大体決まっていて、5時から5時半くらいだったかと思います。
「やっと、長い夜が明けたー」
とは言っても、まだ酸素マスクも付けてるし、フットポンプ、その他、諸々管は付いたままです。
でも、気持ち的には一晩乗り越えたので少し楽になった感じでした。
そして、次に考えていたことは手術の次の日は皆さんのブログや病院から渡されたクリニカルパスにも書いてあった、歩く練習をする日だということ。
歩けなきゃ尿道カテーテルも外してもらえません。
「なんとしても外してもらうぞ。」
でも、この尿道カテーテルには嫌な思い出がありました。
19歳の時の全身麻酔での手術、目が覚めてしばらく経ってから、下半身に違和感があったのです。当時は時代なのか?あまり詳しく説明を受けなかったため、まさか管が入ってるとは思っていませんでした。
様子を見にきた看護師さんに恐る恐る
「あの‥、なんか、下のお尻の辺りが、いずいです。」
『いずい』というのは方言です。東北地方の方だとわかる方もいらっしゃると思います。
しっくりこない、気持ち悪い、居心地が悪いとかの表現です。
看護師さんは明るく爽やかに
「ん?あ、おしっこの管、入ってるからね!」と。
いつの間に入れられたかわからない恥ずかしいさといったら。
「じゃあ、抜くねー」
また、それを抜いてもらった時の激痛といったら
今回は管が入ることはわかっていたので、諦めの境地でしたが、あの痛みは出来れば避けたいところです。
酸素マスクとフットポンプを外してもらった後しばらくして、看護師さんが「歩く練習しますよ」とやってきました。
さあ、いよいよです
ん?まてよ、これ、どう起き上がるの?
思っていたより簡単に起き上がれない自分がいました。
そうか、お腹切ったんだもんね‥。
「起き上がれない‥」
看護師さんが、「柵につかまって、横向きに足を下に下ろしたらいいですよ」とアドバイスしてくれました。
アドバイス通りやるとなんとか起き上がれました。