手を何時間も洗っているんです。
押し入れで生活しているんです。
ほぼ一日中トイレに入っているんです。
なんてお子さんをお持ちのお父さん、お母さんが...
「家庭内傾聴」にご参加くださる時がある。
何時間も手を洗っているのも、押し入れで生活して
いるのも、トイレに入っているもの、その子なりの
事情があるんだろうなって思うんでけど・・・・。
お子さんの事情はお子さんに説明してもらわないと
分からないので、説明してもらえるような環境を作って
いくことが大切かなぁ~なんて思うのです。
「手洗うから石鹸買っておいてよ」って言われて困る
という参加者のお母さんに
「いつでも思う存分手を洗ってもらえるように、石鹸いっぱい
買って、用意しおいたらいいと思いますよ。」
「どうしたら押し入れからでてきますか?押し入れから
出したいんです!」
「トイレはせいぜい10分か15分ぐらいで出てきて
当たり前でしょう。変ですよね、うちの子」
という参加者のお父さんの言葉に
「押し入れやトイレの中は狭いけど、狭いなりに過ごしやすい
ように、好きな漫画本や好きな音楽が聴けるように一緒に
工夫してみるのもいいと思いますよ。」
なんて私が言うと、時に
「何言ってんの、この人⁉」
なんて視線をいただくのです。
もう慣れっ子になってきたけど・・・・。
「何言ってんの、この人」って私のことを思う方もいれば、
実行してくださる方もいらっしゃるのです。
まさに捨てる神あれば、拾う神あり。
「いつでも手が洗えるように、あなたが大好きな石鹸買って
きたからね、石鹸なくなったら教えてね、補充するからね」
って、あるお母さんはお子さんに伝えたそうです。
後日このお母さんのお話し。
「手を洗うことは、変わりません。でも、私がおはようって
言うと、おはようって子どもが言ってくれるようになりました。
私が今日出かけてくるねって言うと、子どもがいってらっしゃいって言ってくれるんです。
子どもが返事してくれるのが嬉しくて、手を洗うことが気に
ならなくなりました。
気にならなくなったら、ありがとうの言葉を子どもに言える
ようになりました。
そしたら、子どもが私にありがとうって言ってくれるように
なりました。
家の中の雰囲気、空気が違うんです。居心地がいいんです。」
お母さんの嬉しい気持ち、お母さんの笑顔が子どもの可能性
への光なのかもしれない。
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