人には誰にでも「聞き癖」があります。
昔から「話し上手は聞き上手」って言われてるように、
話しが上手だなぁ~っていう人は聞き方も上手なのです。
我が家には究極の話しペタがいます。
話しが上手くないってことは、聞き方も上手くない・・・。
聞き方が上手くないってことは、「聞き癖」が強いってこと。
昨日その「聞き癖」が出た場面があったのでちょこっとご紹介を・・・。
彼の母親が秋田のグループホームに現在入居中。
介護5。
そこで彼は母親を千葉の特別養護老人ホームに移したほうがいいかと
思い、近くのホームを訪ねます。
「最初に申し込みをしていただいて、審査して、審査が通ると面接、面接で
オーケーが出て、さらにお部屋が空いたら入所となります。ただ、お部屋空く
のにどのくらいの期間かかるかわかりません。それまでは待機状態です。」
との説明。
「お母さん面接に連れて来れますか?」って施設の人。
「もちろん、連れてきます。」って彼。
(これこれ、ほぼ寝たきりの人をただの面接だけに秋田から連れてこれないよ)
「連れてくるって、それ無理だと思うよ、面接するだけだよ。」って私。
「エッ、面接したら即ホームに入れるんですよね。」って彼。
「入れませんよ、さっきお話ししたように・・・・・・・・」ってまた説明してくれた。
人って、こうしたい、こうであってほしいって思いで人の話しを聞くと、
自分のこころのフィルター越しに話しを聞いてしまうので、話し手の
話しと食い違ってしまう。
娘がどんどん痩せていって、なにも食べてくれない・・・。
今日はなにか食べてよ、なんでもいいから食べて、なんで食べないのって
毎日毎日思いながら、娘に接していた。
学校いってよ、みんな普通に学校行けてるんだから、あなたもいってよって
毎日毎日思いながら、娘に接していた。
これじゃぁ、まともに子どもたちの話しに耳を傾ける状態じゃぁない。
自分の思いが強ければ強いほど、相手の話しと食い違う部分が
多くなっていってしまう。
子どもが5分前に言ったことと今言ってる事が全然ちがっていて、
振り回されて疲れてしまう。
子どもが次々違う事を言ってると思う前に、私たち自身が持つ
「聞き癖」に気がついてみませんか?
ひょっとしたら子どもの話しを自分のフィルターを通して聞いている
のかもしれないと思って、子どもの話しを聞いてみると、また違った
面がみえてくるかもしれませんね。