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ミツのロックなライブレポート

1980年代のHR/HMファンです。ライブハウスにも出没しています。
あくまでも個人的な感想をライブレポートしています。基本的にネタバレですので自己の責任においてご覧下さい。

EITA(+TAKAEITA)ライブ東京@新宿Cat's holeに行ってきましたー!

「EITA PARK 2022 師走」



恒例のEITAさん主催のEITA PARKである。

今回、EITAさんはオープニングアクトのEITA Acoustic、そしてEITA BAND、AKARAのサポートギター、時空海賊SEVEN SEASと4ステージだ。変わらぬ凄まじい体力だと感心する。

ただそれだけ様々なEITAさんをたくさん観ることができるわけでファンにとってはお得なイベントだ。尚、マスクはしたままだが声出しはOKとのこと。

16:30開場。いつもの上手最前列に陣取った。
17:00 EITAさん登場。センターに鎮座したピアノの弾き語りとなる"Fairy Tale"からスタートした。しっとりと聴かせてくれた。
続いて時空海賊SEVEN SEASのカヴァーで"Words of the Letter"とこれはレアな展開だった。
ラストは定番の"I'm Home"で締めくくった。いつ聴いてもいい曲だ。
今回はアコースティックギターを弾くことはなく、3曲ともピアノを弾きながら歌うスタイルだった。

セットリスト(15分)
01:Fairy Tale
02:Words of the Letter
03:I'm Home
前方をお譲りし一旦後方へ。EX-TOKYO、Cerveteriと続いた。どちらも初見だったが、紅一点、女性ボーカルによるロックテイスト溢れるステージだった。

続いてはバンド編成によるEITA(+TAKAEITA) だ。激しく"鳳仙花"からスタートしフロアもタオルを回して盛り上がる。新曲の"HAZAMA"、"Seize the Day"とEITAさんのデスボパートがあるメタルチューンで攻めてきた。
最近、デスボに目覚めたのでは?というぐらい多用している。笑

更にみんなでジャンプする"JUMP!!"と続く。EITAさんもギタータッピングをしながらヒールを履いたままジャンプする。こんな芸当は世界で唯一だろう。

ラストはインスト曲"Fireworks"、そして私も好きな定番曲の"絶対零度"で締めくくった。声出しありで盛り上がり楽しむことができた。

この日もEITAさんのギタートーン、速弾きと素晴らしく、ボーカルを取りつつここまで弾き倒すGt.&Vo.もそうはいない。すでにかなりの体力消耗だと思うが、この後も立て続けに2ステージあるのだ。

セットリスト(35分)
01:鳳仙花
-MC-
02:HAZAMA
03:Seize the Day
04:JUMP!!
-MC-
05:Fireworks
06:絶対零度

トリ前5番手はAKARAだ。初見である。EITAさんはサポートギターとしてエレキギターを弾く。入り時間の都合だろうがサウンドチェックに時間を要し、20時頃のスタートとなった。

プロフィールを確認してみるとVo.MIKIKOさんはアメリカの名門UCLA大学卒で英語、中国語、韓国語が話せるマンチリンガルの才女だ。

箏(こと)を弾くTommyさんであるが、正確には琴とはまた異なる和楽器のようだ。
そして篠笛・能管を奏でるTAKAさんと実力派揃いのトリオバンドのようだ。
となればベースもトラムもサポートということになる。

和楽器を配したとはいえ、根のところはロックバンドだ。
EITAさんが楽しそうにギターを弾いていたのは印象的だったし、AKARAならではの和装も可愛らしかった。
煽るMIKIKOさんにノリのいい曲揃いでフロアも盛り上がっていた。

セットリスト(30分)
01:孤高
02:AKATSUKI -暁-
03:Absolute Zero
-MC-
04:KOHAKU -琥珀-
05:Shut xxxx Up!!
06:BERSERKER

トリは時空海賊SEVEN SEASである。前方に戻り上手最前列へ。EITAさんも正規メンバーとして所属するも、日頃はほとんど活動していない為、こういう機会でないと観ることができない。その分楽しみでいた。

SEが鳴り"Toroi"からスタートした。サビでのフリはいつも楽しい。EITAさんの満面の笑みと目が合ってしまう。笑

曲は"Find out a Fire"と自ずと拳も上がる。"SHE"に続き、EITAさんの華麗なるギタータッピングから"Phantom 5 Nightmare"。EITAさんのギターテクニックに見入ってしまう。

MCではほぼ1年ぶりのライブとのことだった。
お仲間に手旗をお借りして"The Pirates' Flag"。リズムに合わせて旗を振る楽しい時空海賊のキラーチューンだ。

更にラストの"Chasing Light"で一気に畳み掛ける。疾走感ある曲に壮絶ギターソロの掛け合いも見どころだった。

EITAさんから挨拶がありつつ、アンコールは"The Wind of Tomorrow"で終演となった。
仲間達とも盛り上がって楽しかった。

セットリスト(40分)
01:Toroi
02:Find out a Fire
-MC-
03:SHE
04:Phantom 5 Nightmare
-MC-
05:The Pirates' Flag
06:Chasing Light

Encore
07:The Wind of Tomorrow

物販では時空海賊SEVEN SEASライブDVD、EITA 新譜CDにサインも頂いた。
更にEITAチェキ(衣装違い)、EITAペットボトルホルダーを購入。
EITAさんは疲れ知らずか終演後も元気だった。お疲れ様でした!
(EITA Twitterより)
(Cerveteri with EITA-EITA Twitterより)
(EITAバンド-EITA Twitterより)
(AKARA-EITA Twitterより)
(海賊SEVEN SEAS-EITA Twitterより)

■番外編
ライブ後はお仲間と久々に打ち上げに。
楽しいひとときだった。
貝汁のラーメンも食べた。

伊藤正則 遺言オンライン配信トークショーを観てみましたー!

「伊藤政則の遺言オンラインスペシャル7」
音楽評論家 伊藤政則さんとメタル雑誌「BURRN!」編集長 広瀬和生さんによるトークショー。
オンラインスペシャルは今回で7回目となる。

都合により配信をアーカイブで視聴することとした。
画面に2人が映し出される。
久々の有観客に二人のテンションも上がる。

まずは、明るい話題として2023年3月『ラウドパーク』開催の発表。何も知らなかったと。
元々は『ダウンロード』だったものを何らかの理由で『ラウドパーク』となったものと考えるのが自然だと伊藤さん。

既にヘッドライナーはパンテラに決まりだとのリスナーの声も多いが、実際は何も決定していない。
広瀬さんもたった一度きりの『ラウドパーク』としたほうがメタルファンの集客もいいだろうし、ヘッドライナーのアーティストからそのほうがいい理由もあったのかもしれないと。
話は変わるが11月30日のキッスの東京ドーム公演は素晴らしかったと伊藤さん、広瀬さんは声を揃える。

また、メタリカは新譜を出すがいつか日本に来るだろうと。メンバーが来たいのとビジネスはビッグバンドになるほど別物で考える必要がある。
日本国内にどれだけメタリカを見たい人がいるのかどうか。もうチケットが安くなることはない。

ロックシーンは特にコロナ禍以降、新人、中堅が育ちにくいと言われているが、マネスキンだけが特異な現象だと思うと。

ツアーについては燃料費の高騰により特にツアーバスで回ることが通例のヨーロッパツアーは採算上、厳しい状況にあると。
これに対して日本へのオファーが増えて、国内プロモーターは消化できない現状も垣間見える。

さて、2022年の総括という話題に。アルバムは今年も豊作だったと思うが、圧倒された1枚というほどのものはなかった。ただ、話題性は充分だったと。

ストーリー性としては新譜とともに30年前のリベンジとして武道館ライブが来年2月に決定しているメガデスは近年なかなかなかった例として素晴らしかったと。果たしてマーティ・フリードマンはアンコールで登場するのかという期待感も含めて。

挙げられた今年ベストのアルバムアーティストは以下の通り。
MEGADETH
ARCH ENEMY
STRATOVARIUS
SCORPIONS
THUNDER
OZZY OSBOURNE
DEF LEPPARD

ベストライブはキッスだったと伊藤さん、広瀬さんの意見は合致した。
今年のキッスのライブは素晴らしかったと。特にポール・スタンレーが歌えていたと。

広瀬さんはマイケル・シェンカー・グループのライブも素晴らしかったと。ロニー・ロメロはどの時期の曲でも歌えていたと。

モトリー・クルーとデフ・レパードのカップリングツアーもさいたまスーパーアリーナ2デイズぐらいあってもおかしくない状況になってきたと。

そろそろお時間にということで90分のトークショーは終了した。

私も今年を振り返ると、やはりメガデスの新譜と武道館ライブの発表はインパクトあったと思う。

今年、私は数年ぶりに外タレのライブに行けたわけだが、ナイト・レンジャー、ガンズ・アンド・ローゼズ、マイケル・シェンカー・グループ、キッスとどれも思い出深いライブだった。

来日ライブが実現しただけで嬉しかった。
さて、来年もメタルシーンが盛り上がってくれるとことを個人的にも期待したい。

KISS Live in Japan@Tokyo Domeに行ってきましたー!


「THE FINAL TOUR EVER KISS END OF THE ROAD WORLD TOUR」…




私にとってはまさか、まさかの一夜限りの大千秋楽である。

結成50年、メンバーの体力的にももはや限界とのことから「END OF THE ROAD WORLD TOUR」と題しKISS最後のワールドツアーが2019年1月より開始。2021年7月の地元ニューヨーク公演がラストとなる予定であった。

遡ること2019年12月、このツアーの日本公演が開催され、私も何度も観てきたKISSに最後の別れを告げるべく大阪公演のチケットを手配し、SS席が当選していた。

ところが2019年11月、仕事上の異動から関西から関東に転居することとなり、平日でもあったことから状況的に諦めざるを得ず見逃す結果となった。(チケットはお譲りさせて頂いた。)

しかしながらその後、世界はまたたく間にコロナ禍となり、KISSのラストツアーも度重なる延期となり足止め。再開してもスタッフをはじめ、ジーンもポールもコロナ感染してしまい急遽延期となるケースもあった。

その間、KISSに対して世界中から熱烈なラブコールが巻き起こり、彼らにもう一度やらなければならないと決意させる。その中のひとつが今回の日本公演であったわけだ。

という経緯から私にとっては奇跡的なことである。もう二度と観ることができないと思っていたところに、一度限りの大千秋楽となる東京ドーム公演という機会ができたのである。

事前抽選でSS席は確保できていた。仕事帰り、間に合う時間に駆けつけることができた。物販は長蛇の列で今から並んでも開演に間に合わないだろうと思い、会場入りすることにした。

入場すると両サイドにメンバーの巨大な人形がフロアを見下ろしていた。
席を確認するとアリーナ前方ドセンとベストボジションだった。振り返るとボールが飛んでくるであろうセンターステージが真後ろに位置する。

言うまでもなく東京ドームは広い。最前方には更に高額を支払ったVIP席が見受けられる。
リベンジとなる最終公演としては充分だ。多少緊張しつつ待つこととした。

19時を過ぎた頃、レッド・ツェッペリンの"Rock and Roll"がBGMで流れ出すと一斉に大歓声が上がる。そう誰もがわかっている。

そして、サイドのモニターにはKISSメンバーがステージに向かう映像が流れ期待が高まる。リアルタイム映像ではなく事前に別撮りされているものとわかっていても。

「You wanted the best! You got the best! The hottest band in the world! KISS!」のアナウンス。

"Detroit Rock City"のあのギターリフが鳴り響き、KISSのロゴが描かれた幕が一気に落とされる。ステージは火柱に包まれながらメンバーがステージ上空から舞い降り、耳に響き渡るものすごい爆発音とともにポールが歌う。

何度も観ているお決まりの光景ではあるが、既に大興奮だった。
さあ、最後のロックンロールサーカスの始まりだ。

続く"Shout It Out Loud"。これはもう歌わずにはいられない。

更に"Deuce"ではジーン、トミー、ポールがセンターに並ぶフォーメーション。そう、KISSは何十年経っても変わらないのだ。


そして炎に包まれる"War Machine。いよいよジーンの火吹きかと思っていたが違っていた。

"Heaven's On Fire"の次の"I Love It Loud"でジーンの火吹きだった。世界中でステージの度に50年間火を吹き続けてきたジーンに感謝の念でいっぱいだった。


"Cold Gin"では曲中、トミーのギターソロ。そのギターから花火が放たれるロケット弾のパフォーマンス。エース時代から受け継がれるお家芸だ。



続く"Lick It Up"。1983年KISSがいきなりメイクをやめるとして素顔で登場した最初のシングルだったことを覚えている。MVを見てこんな顔してたんだと。会場も大合唱だった。

"Calling Dr.Love"。曲中にトミーのアドリブギターソロ。そして、まさかの"Making Love"。滅多にやらないかなりのレア曲だった。



なぜか"上を向いて歩こう"の一節を歌うポール。

ジーンが日本語で「アナタハサイコーデス、サイコサーカス」と言っていた。ダジャレかよ状態だったが微笑ましかった。


ということでライブでは定番の"Psycho Circus"。曲中エリックのドラムソロ。会場を煽り盛り上げていた。

更に"100,000 Years"と続いた。



グリーンのシルエットからジーンのベースソロ。お決まりの血ヘドを吐く。

ジーンはアドレナリンが湧き出る悪魔を表現していると言っていた昔ながらのパフォーマンスだ。だが当時はあまりにもインパクトが強すぎて世間的にも大問題となっていた。


そして、天宙に高く舞い上がるジーン。昔は身体をワイヤーで吊っていたが年齢的にも困難になり今は台ごと登っていく。とはいえ高所恐怖症ではとても無理なぐらいの高さであることは変わりない。やってくれるだけで充分だ。


ジーンの「Oh!Yeah!」の掛け声で曲はもちろん"God Of Thunder"だ。

続く"Love Gun"。ポールがロープをつたってセンターステージへ。後ろを振り返るとポールの目の前だ。感動的だった。爆発音とともに曲は終わる。


更にディスコブームの中でのヒット曲"I Was Made for Lovin' You"で大合唱。

例えKISSを知らずともこの曲は聴いたことがある若い方々もいるのではないか。

ポールはまたロープをつたってステージに戻る。


あのイントロが流れ寂しくともライブは終盤だ。

曲は爆発音とともにエリックがドラムを叩きながら歌う"Black Diamond"。曲後半スモークとともにエリックがドラム台ごと宙に浮いていく。そして花火の大連発。まさに定番の本編クライマックス。何度も観る私も大好きな光景だ。


メンバー退場。手拍子と大歓声に包まれる会場。


グランドピアノが配置され、エリックが弾きながら歌うバラード"Beth"。この曲を演ってくれて嬉しかった。会場中に照らされたスマホのライトが綺麗だった。エリックがバラの花をステージ前方に配る。

3人のメンバーも登場し"Do You Love Me"。ファンであるKISS ARMYに対する愛の讃歌でもある。

いよいよこれが最後だ。誰もがこの曲でないと納得しない。ジーンが歌う"Rock And Roll All Nite"。紙吹雪の大噴射だ。サビは当然大合唱。私も歌ったがその声は響き渡るばかりの大音量だった。


興奮とともにこの曲を最後に終わってしまうという寂しさから、いつの間にか涙が溢れてきた。
ジーンとトミーが両サイドの配置につき、エリックのドラム台とともにスモークの中、高く浮上していく。


ポールはギターを持ち替え、床に叩きつけ始めるとともにステージを覆うように強烈な花火が噴射する。


ポール、「トーキョー!ウィ、ラブ、ユー!グッナイ!」爆発音とともに暗転しKISSの最終公演は終了した。


セットリスト(120分)

01:Detroit Rock City

02:Shout It Out Loud

03:Deuce

04:War Machine

05:Heaven's On Fire

06:I Love It Loud

07:SAY YEAH

08:Cold Gin

09:Lick It Up

10:Calling Dr.Love

11:Making Love

12:Psycho Circus

13:100,000 Years

14:God Of Thunder

15:Love Gun

16:I Was Made for Lovin' You

17:Black Diamond


Encore

18:Beth

19:Do You Love Me

20:Rock And Roll All Nite


キッスのライブはこの数十年、基本的に変わらない。もはや定番曲も多すぎて変えようがないのだ。ただそれがわかっていてもキッスのライブは楽しい。そして今回がラストということもあり噛み締めつつ、心底楽しむことができた。


終演後の物販も長蛇の列だった。1時間は並んだだろうか。予想通り、売り切れ続出だった。そうなれば残ったものから手当たり次第選ぶしかない。


ということで、購入したのはこちらのラインナップだ。キャップはラスト1個だった。
Tシャツ2枚、キャップ、トートバッグ、徳利&盃セット。ガチャはジーンとエリック。紙吹雪も持ち帰った。

遡ること2000年に突如としてKISSは解散を宣言し、オリジナルメンバーによる再度あのKISSメイクを施した「THE FAREWELL TOUR 2000-2001」をラストツアーに最後とすることになったが、2001年3月私はこのツアーの日本公演を東京ドームで目撃している。あれから数十年の時が経つ。

尚、この日の公演は後の2021年6月に「KISS Off The Soundboard:Tokyo 2001」としてライブアルバムがリリースされている。

来日のたびに何度もライブに足を運んだKISSのライブ。直近では2015年の大阪城ホールだった。
最後と言いながら、毎度最後とはならないのがKISSだ。

この日、ポールも、ジーンも「サヨナラ!トーキョー!」とも、「グッバイ!トーキョー!」とも言わなかった。


2023年12月ニューヨークで行われるマディソン・スクエア・ガーデン公演が正真正銘キッスのラストライブとなる。これまで終わりだと思っていても終わりではないのがKISSだ。いい意味で裏切ってほしいものだ。