2022年7月18日 Ocraviagrace/Amiliyahライブ東京 | ミツのロックなライブレポート

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1980年代のHR/HMファンです。ライブハウスにも出没しています。
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Amiliyah×Octaviagraceライブ東京@吉祥寺CRESCENDOに行ってきましたー!

「Amiliyah×Octaviagrace 2man Show」


AmiliyahとOctaviagraceの2マンライブである。Octaviagraceは何度も見ているがビジュアル的にも洗練され、演奏技術も卓越した技巧派集団だ。

一方、Amiliyahは初見で楽曲は聴いたことはあったものの独自の世界観のライブをいつか見てみなくてはならないバンドだと思ってはいた。

17:30入場開始。下手3列目ぐらいを確保できた。先攻はOctaviagraceだ。

■Octaviagrace 18:00-19:15
(Octaviagrace 公式HP アー写より)

曲はノリのいい"albescence"からスタートした。
Youskeさんのエグるようなベース。
hanakoさんのメロディアスな速弾きギターソロ。
続く"Unblown bud"。未稀さんの透き通る声。Ko-ichiさんがクールにドラムを叩き"Dear diablo"。hanakoさんからYouskeさんに渡すソロ。

スマートな佇まいに、激しくもハイレベルなステージを展開。

OctaviagraceとしてはここCRESCENDOでの有観客ライブは3年ぶりとのこと。

"World's end destination"。未稀さんがハイトーンで熱唱。"Naked bird"ではhanakoさんの魅惑的なギターソロに釘付けだ。


緩急をつけるようにスローな曲調の"lastscene"で聴かせる。一転しライブではキラーチューンでもある激しさ溢れる"After the  rain"へと続きフロアと一体となって盛り上がる。


未稀さんより、ここから2曲のみ動画の撮影がOKだと説明された。但し、必ずSNSにUPして宣伝に協力してほしいと条件付きだ。最近のOctaviagraceのライブではお決まりの企画だ。


曲はライブでは定番とも言える"Emerging oath"、"sorrow joker"の2曲。躍動感が伝わってくる。

私も撮影し微力ながら宣伝に協力した。

撮影はここまでで終了と未稀さんから声がかかり立て続けにノリのいい“ミッドナイトハイウェイ“。心のなかで「オー、オー、オー」


いよいよライブも終盤へ。インストでhanakoさんのギター、Youskeさんのベース、Ko-ichiさんとソロ回し。


そしてキラーチューンで一気に畳み込む。私の好きな曲のオンパレードだ。


まずは"エバードリーマー"。Youskeさんのベースからhanakoさんのギターに渡す。スイープの連打に魅了される。


そして初期の代表曲でありライブでは定番の"white graffiti"。未稀さんの歌声は素晴らしかった。


ラストは"アザーブルー"で締め括り終演となった。


久々のOctaviagraceのロングステージだったが、ハイレベルな演奏技術とビシュアル的にも魅せるステージワークを堪能した。


hanakoさんのギターを間近に観れてとてもよかった。


セットリスト(75分)

01:albescence

02:Unblown bud

03:Dear diablo

-MC-

04:World's end destination

05:Naked bird

06:lastscene

07:After the  rain

-MC-

08:Emerging oath

09:sorrow joker

10:ミッドナイトハイウェイ

11:エバードリーマー

12:white graffiti

13:アザーブルー

(Octaviagrace 未稀Twitterより)


(Octaviagrace 未稀Twitterより)



(Octaviagrace hanako Twitterより)


後攻はAmiliyah。一歩前進し下手2列目から観ることにした。


■Amiliyah 19:40-20:50

(Amiliyah 公式HP アー写より)


SEと背後の画面から映し出されるオープニング。モンスターとともに旅の途中とAmiliyahの世界観が語られる。そしてEschikaさんの誕生日ライブでもある。


"Torch"をSEにメンバーが順に入場。曲はまさにメロスピな"Etarnity"からスタートする。Vo.kimiさんがドレス姿で妖艶に歌う。


メンバーが語るMCは一切なく、"story"と言うKimiさんの声でSEから語られる物語。Amiliyahの世界観を一層引き立てる。


モンスター陣もテクニカルな演奏で魅せる。あの姿でよくこんなハイレベルな演奏ができるものだと感心した。


中盤、曲は"Grow"、更に新曲の"scar"へと続き、ノリのいい"gravity"へと繋ぐ。


特筆すべきはEschikaさんと、Moelさんのツインで掛け合うバイオリン。メタル曲にも何ら違和感のないアレンジ。私はクラシック音楽には精通していないもののかなりの凄腕に感じた。しかも時にお立ち台に立ったりステップを踏んだりと楽しそうにフロアにアピールする余裕ぶりだった。


ロックバラード"FOG"ではKIMIさんが澄んだ声で歌い上げる。

ラストは旧曲にバイオリンアレンジを加えた2曲。本編ラストは"ever"で激しく盛り上がり、アンコールは壮大な曲展開の"fall"でライブは終演となった。


ツインバイオリンのメタルバンド。姫と妖精とモンスターが旅する世界観は他に類を見ないオリジナル性持っていた。

観る人によっては唖然とするかもしれないが、楽曲とステージワークは圧倒する説得力があった。ようやく観れてよかった。


セットリスト(70分)

01:Torch

02:Etarnity

〜story〜

03:Marmaid

04:Remain

〜story〜

05:pray

〜story〜

06:samsara

07:Grow

〜story〜

08:scar

09:gravity
〜story〜
10:air
11:FOG
12:ever

Encore
13:fall

(Amiliyah物販コーナーより)


(Amiliah Moel Twitterより)

(Amiliah kimi Twitterより)

物販ではOctaviagraceの各メンバーにはこの日のステージもとてもよかったことを伝えた。

AmiliyahはEschikaさん、Moelさんにメタル曲の中でのバイオリンの掛け合いは素晴らしかったと伝えた。

Octaviagraceはチェキとチェキケース。AmiliahはEschikaポストカードとチェキ、フライヤー等。

またEschikaさんにはお誕生日おめでとうとも伝えとても喜んでいた。
Moelさんにバイオリンを学んだのは音楽学校ですか?と聞いたら、「エルフ(妖精)ですから‥」という返事だった。笑

■番外編
この日のラーメン紀行はこちらへ。
かなり濃厚なつけ麺でおいしかった。
ライブもラーメンも濃厚で満足だった。笑