2022年6月19日 矢島舞依ワンマンライブ東京 | ミツのロックなライブレポート

ミツのロックなライブレポート

1980年代のHR/HMファンです。ライブハウスにも出没しています。
あくまでも個人的な感想をライブレポートしています。基本的にネタバレですので自己の責任においてご覧下さい。

矢島舞依ワンマンライブ東京@赤羽Reny alphaに行ってきましたー!

「Sabbat of Metamorphose」


矢島舞依、彼女の誕生日である4月28日に何の前触れもなく突如としてこの日の6月19日ワンマンライブを最後に活動を休止すると発表された。

(矢島舞OFFICIAL HPより)

次はいつになるかわからない。いつか戻ってくると言われても、もしかしたら永遠にないかもしれない。それぞれが様々な思いでいるだろう。まずは現状では最後となる勇姿を見届けるべく足を運ぶこととした。

この日は15時から先行物販も開始していた。


まずは先行物販で購入。くじ引きにもチャレンジしてみた。

17時開場。祝花も飾られていた。
なんとか最前列に潜り込めたものの最上手。スピーカーに被らず見れるかなぁ。

続々と入場しSoldOutではなかったものの、いつしか会場はほぼ満杯の状態だった。

20分ほど遅れて17:50頃、幕が開きSEが流れ下僕バンドから順に入場。なんとか見切れずに見れそうだ。

激しいリフが鳴り”狂騒ENEMY”からスタートした。センターに立つ舞依さん。

更に"Daydream"へと続く。フロアもヒートアップだ。舞依さんはこの日の為に仕上がっているようで歌声も絶好調だ。

ドラマティックに"Masquerade"へと続く。好きな曲だ。まさにメロスピのオンパレード。攻める矢島舞依と下僕バンド。

「皆さん、ご機嫌よう。矢島舞依です!」といつものキメゼリフ。カッコいい!

泣いても笑ってもこの瞬間は今しかない。そういった舞依さんの簡単な挨拶から更に曲は続く。

これも初期の好きな曲、激しき"Black Swan Theory"。
更に新曲"Metamorphose"と真骨頂。メロスピに続くメロスピとまさに休む暇などない。これこそが矢島舞依のライブなのだ。

"キメラ"から好きな曲"REPLICA"へと続く。舞依さんは息切れする素振りも見せない。聴く者に余裕も与えない。攻めに攻める凄まじい光景だ。

語る舞依さん。テーマは心の闇。
サバトとは‥。といつものくだり。

そして、出た初期曲"必要悪サバト"。古くから知っている私としてはアガる曲だ。

ようやくゆるやかなバラード曲"Rain"に聴き入った。
更に新曲"INJUSTICE"。聴きたかった曲なので聴けてよかった。ギターソロは圧巻だった。

続く"マグノリア"とノリノリで歌う舞依さん。いい曲だ。

ここでメロスピベストアルバム「Metamorphose」の告知。
そしてこの日のセトリは悩みに悩んだとのこと。
下僕バンドのメンバー紹介。

いよいよライブも終盤へと一気に畳み掛ける。
まずは超絶スピード曲でありキラーチューンでもある定番曲"Dominator"。
私も完全燃焼すべく盛り上がっていた。

更に私にとっては今でも矢島舞依の代表曲である初期曲"造り笑顔と嘘偽りのカモフラージュ"。想い入れも含めて最も好きな曲と言ってもよい。涙しそうなぐらいに気持ちはアゲアゲだった。

フロアを煽る舞依さん。そしてここできたかー!これも初期の好きな曲"SHOUT"。この日は演ってくれると思っていなかったのでとても嬉しかった。

これもライブでは定番の"カリギュラ"へと続く。ライブ映えするいい曲だ。それにしても凄まじいセトリだ。

ここで初めて活動休止について語る舞依さん。自分自身をレベルアップするためにも一旦休むことにしたようだ。

次でラスト。作詞は全て手掛けてきたが、初めて舞依さんの作詞・作曲による新曲"Silver Bullet"。アレンジはメロスピには変わりないが、メロディアスな楽曲だった。

舞依さん、「ありがとうございました‥。」

盛大な拍手に見送られ、いつしかアンコールを求める手拍子に。
再び下僕バンド、舞依さんは物販の「MY SOUL FOREVER」Tシャツで登場。

これからのことはいつどうなるかは言えないが、歌うことをやめるわけではなく、前向きな活動休止であると思っていてほしいと。

物販Tシャツ、ガチャの紹介等。

曲はキター!初期曲の"覚醒JINX"。マントを振り回していたあの頃をつい懐かしんでしまう。とてもよかった。

続く"LUNATIC ISOLATION"。現在の矢島舞依の世界観を確立した曲と言っても過言ではないのではなかろうか。すっかり舞依さんの立ち姿と歌声に浸っていた。

舞依さんより最後のお礼の言葉。
そして、いよいよ曲はラストー!マジかぁー!

私にとっても思い出深い好きな激しき初期曲"BLOOD RESOLUTION"。
フロアからも精一杯の拳が上がる。
起承転結なところも曲の完成度の高さをあらためて実感。
最後の力を振り絞って熱唱する舞依さん。

舞依さん、「ありがとううううううううーーーー!」

こうして、矢島舞依のラストライブは終演となった。鳴り止まぬ拍手がファンの気持ちを代弁していた。

セットリスト(120分)
01:狂騒ENEMY
02:Daydream
03:Masquerade
-MC-
04:Black Swan Theory
05:Metamorphose
06:キメラ
07:REPLICA
-MC-
08:必要悪サバト
09:Rain
10:INJUSTICE
11:マグノリア
-MC-
12:Dominator
13:造り笑顔と嘘偽りのカモフラージュ
14:SHOUT
15:カリギュラ
-MC-
16:Silver Bullet

Encore
17:覚醒JINX
18:LUNATIC ISOLATION
-MC-
19:BLOOD RESOLUTION

新旧くまなく曲を披露し、まさに矢島舞依の裏ベストとも言えるセトリ。

舞依さんはステージ上手にも来てくれて間近に見れて嬉しかった。

終始絶好調な舞依さんの歌声とステージワーク。軽装な衣装はやはり腹筋も割れていてエヴァかアスリートかと言わんばかりに壮絶に凄かった。

そして激しい曲が続く中でも下僕バンドは超絶なテクニックできっちり仕事こなし、実にお見事だった。

バンド体制となり7年以上に及ぶ矢島舞依プロジェクトの軌跡を綴った内容にとても満足だった。

バンド体制であったからこそ、私は矢島舞依に出会えたのだから。


(矢島舞依Twitterより)

さて、物販では記念Tシャツと、新譜となる新曲3曲を含むベストアルバム、MVのメイキング入りの限定版「Metamorphose」を購入。サインも頂いた。

くじ引きは血の色の入浴剤とキーホルダー。そして、舞依さんチェキ。最後に撮れて記念になってよかった。舞依さんには待ってますと声をかけた。
もしかしたら引退とも取れるラストライブを覚悟していたが、彼女はステージ上で、ファンである下僕達に約束した。
「必ず戻ってきます。」と。

矢島舞依プロジェクト第2幕に向けた、第1幕の終焉。そう信じたい。


■番外編
この日もめじろ押しな充実ぶり。まずは行ってみたかった担々麺のお店へ。
しつこさが全然なくて辛さもちょうどよかった。
続いては、ライブに一緒に行くお仲間と合流し餃子とビール。
前飲みで景気づけ。
しんみりするわけにもいかないのだ。餃子は食べごたえあっておいしかった。タレに付けずに食べるスタイル
ライブ後はこちらへ。
濃厚なつけ麺だった。
ワンマンライブでカロリーを消費したとは言え、ふり返ればかなりの摂取カロリーだった。笑

矢島舞依のセットリストはヤバいぐらいに素晴らしかったが、この日の飲み食いのセトリもヤバかった。笑