2022年1月30日 Rie a.k.a. Suzakuライブ東京 | ミツのロックなライブレポート

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1980年代のHR/HMファンです。ライブハウスにも出没しています。
あくまでも個人的な感想をライブレポートしています。基本的にネタバレですので自己の責任においてご覧下さい。

Rie a.k.a. Suzakuライブ東京@汐留Blue Moodに行ってきましたー!

「Rie a.k.a. Suzaku Instrumental Summit Vol.28 Ladies Night "World Journey 2" CD Release Live」


この日はRie a.k.a. Suzakuことりえさんの「World Journey 2」レコ発ライブである。

この「World Journey 2」は1月19日発売。私も事前にゲットしていた。
(ディスクユニオンにて購入。特典はステッカー、ポストカードC、4曲入りライブ映像DVDと盛り沢山)

予習もバッチリなわけだが聴くと、前作
「World Journey」を上回る非常にいい出来だと思った。同一企画の第二弾ともなればマンネリ化もやむを得なかったり、前作ほどの新鮮さがなかったりということもあるかと思う。今作は全くそういうことは感じず、りえさんの引き出しの多さを感じた。りえさん本人曰く、過去最高傑作だというのも頷ける。

そして、この曲達を初めてライブで聴けることを楽しみにしていた。

さて、待ちに待っての18:00開場。最前列を確保した。
まずは腹ごしらえとしてこちらのパスタを注文。ここBLUE MOODは食事もおいしい。
この日も配信ライブが用意され両サイドのスクリーンにはその映像も映し出される。
いよいよ19:00開演。ハワイ編"Tropical Wave"からスタートした。「World Journey 2」の1曲目でもある。以前、デモ音源で販売された際に聴いたことはあったが、軽快なリズムでりえさん特有の太陽が振り注ぐ夏のイメージ。
りえさん、少々緊張の面持ち。

李奈さんが弾くベースソロから始まる
"Bird Island"。ドラム→ベース→キーボード→ギターのとライブならではのアドリブソロ回し。

MCはいつものりえさんと李奈さんの掛け合い。喋り好きのりえさんを、うまくまとめられるのは李奈さんしかいない。賢い方だ。

ここでメンバー紹介。本日はいつものサポートの面々。
・Dr.佐藤奏
・Ba.星野李奈
・Key.深井麻梨恵
・Gt.Rie a.k.a. Suzaku

レコ発ライブほど緊張するライブはないと。りえさん。
そして続いてはライブ初披露となるスペイン編"Last Pirates"。カリブの海賊のイメージだ。
戦闘的かつメタルなアレンジの曲だ。ただカルメン的な独特のメロディも。聴きたい曲のひとつだったのでとてもよかった。

続いては前作よりブラジル編"Summer Carnival"。サンバ的なリズムにのせて。

その「World Journey 2」であるが、発売後アマゾンジャズフュージョン部門で1位、ディスクユニオンHM/HR部門で1位となった。

メタルで1位を取ってしまっていいのかとりえさんは言っていたが、目指すジャンルはRie a.k.a. Suzakuとのこと。なんとも頼もしい。

曲は前作よりアメリカ編の"Grand Circle"。更に、"Furinkazan"とどちらも好きな曲だ。そして前半のライブは終了した。








ここでBreak Time。チーズフライを食べつつ小休止。
後半はりえさんは「World Journey 2」ジャケ写風の衣装にチェンジ。

ノリのいい"Urban Highway"からスタート。
続く「World Journey 2」よりオーストラリア編となる"Grate Ocean Road"。先出しで以前にも聴いたことはあるが爽やかなりえさんらしい曲。キーボード、ドラム、ベースのソロが原曲でもあり、もちろんりえさんもギターを弾きまくっている。

クレオパトラの曲を作ってほしいと社長からリクエストを受けたが、面識ないし知らないしということから曲作りが始まった。笑

物販の紹介ではそのクレオパトラが使っていたと言われるオイルが入った美容液とりえさんのサイン入りフォトスタンド、ピックがセットとなった、名付けてクレオパトラセット。

↓詳しくはこちら


ということで「World Journey 2」よりライブ初披露のエジプト編"Desert Queen Cleopatra"。中東的なムードな曲でありながらもリフが強烈なメタル曲。聴きたいと思っていたので聴けてよかった。

更にこちらも「World Journey 2」より、りえさんの渾身のバラード、フランス編となる"Paris Dusk"。先出しで以前にも聴いていたが今は亡きギターヒーロー、ゲイリー・ムーアの"パリの散歩道"をリスペクトした泣きのギターが特長的な曲。ファンからの評価も高い曲だ。

ここでりえさんはギターチェンジ。ランディVモデルから白のストラトに。これもJacksonギターでアイアン・メイデンのギタリスト、エイドリアン・スミスモデルらしい。だが、これでレゲエを弾くという。笑

続く曲は「World Journey 2」よりライブ初披露となるジャマイカ編"Jamaican Dreams"。レゲエムードの陽気な曲。音源に入っている曲中の♪ラララのコーラスは実は社長や奏ちゃん、奏パパによるものだ。コロナ禍でなかったら、ライブではこのコーラスをみんなで歌ってほしいと意図していたものだった。

りえさんが、ギターをランディVに戻している間にサポートメンバーの物販紹介。

ラストは「World Journey 2」よりライブ初披露の南極編"Ice World"。南極は社長のリクエストだったらしいが、とうとう世界旅行もここまで来てしまった感じだ。壮大なスケール感の曲で、りえさんのギターもこれでもかと弾きまくっている。
りえさん曰く、「南極だけに難曲。」
お後がよろしいようで。笑







今後のライブ告知の後に、すかさずアンコールは"Wangan Street"をアドリブソロ回しのロングバージョン。定番の"Across the Sky"でないパターンは初めてだった。

ライブを観る度にパワフルになる奏ちゃんのドラム、りえさんの打ち込みも忠実に再現する相棒、麻梨恵さんのキーボード。MCでの活躍ばかりでなく重低音の仕事人と化す李奈さんのベース。メタル魂を忘れない速弾きの名手りえさんのギターと、今回も凄腕のサポート布陣でとても楽しめた。

こうして、「World Journey 2」レコ発ライブは終了した。初めてライブで聴ける絶好の機会としてとてもよかった。

セットリスト(140分)
Live Part1 (45分)
01:Tropical Wave (New!)
02:Bird Island
-MC-
03:Last Pirates(New!)
04:Summer Carnival
-MC-
05:Grand Circle
06:Furinkazan-風林火山-

Break Time(20分)

Live Part2 (55分)
07:Urban Highway
08:Grate Ocean Road(New!)
-MC-
09:Desert Queen Cleopatra(New!)
10:Paris Dusk(New!)
-MC-
11:Jamaican Dreams(New!)
-MC-
12:Ice World(New!)

Encore(20分)
13:Wangan Street
(アップされたセトリ)

りえさん、奏ちゃんと。
物販では、まずは「World Journey 2」と特典のポストカードにサインを頂いた。
社長に聞いてみたが前作「World Journey」を上回る売れ行きだそうだ。

特典と購入したもの。
ポストカード5枚&ステッカーの数々(来場特典)
クレオパトラセット(サイン入りフォトスタンド、美容オイル、ピック)
缶バッジ(購入特典)
李奈さんチェキ
奏ちゃんドラムスティック
奏ちゃんカレンダー(購入特典)
セトリ(来場お土産)

説明するのが大変なぐらいに盛り沢山だ。

そしてなんだか、部屋の一画がりえさんコーナーになってしまった。笑

(Rie a.k.a. Suzaku Twitterより)



■後日談
更に1月24日配信による放送の「Tulsa Timeの音楽大好き」では社長とりえさんがゲスト出演し「World Journey 2」を語るRie a.k.a. Suzakuスペシャル。この視聴者プレゼントに当選し2月3日に届いた。
ポストカード10枚セット等。もうどれが持ってて、どれが持っていないのか整理がつかないぐらい、またもやりえさんグッズが盛り沢山になってしまった。笑
(ありがとうございました。)

■番外編
本日のラーメン紀行はこちらの「谷瀬家」へ。
並んでいたので入ってみた。オーソドックスな横浜家系ラーメンだった。