D_Driveライブ神奈川@厚木Thunder Snakeに行ってきましたー!
「D_Drive × Whiskey Dust Coupling 神名阪 Tour 2021 Final in ATSUGI」
今回はD_DriveとWhiskey Dustのカップリングツアーの最終日であるが、この日はゲストとして紗良さんが出演する。
まずは腹ごしらえに定番の豚丼。
14:30開場。最前列センターに陣取った。
■紗良 15:10-16:10
トッパーは紗良さん。初見である。ファンにお譲りして2列目から見ることとした。
10分遅れの15:10。名物のシャッターが開きいよいよスタート。ロックに加えてスカな曲もあり、なかなかの迫力。紗良さんの歌はハスキーな声やクリアボイスを曲によって使い分け彩りを加えていた。
中盤のロックバラード"Rain"はかなりレアな機会だったようで、こうした曲もしっかりと聴かせてくれた。音源の紹介などもあったが、どうやら紗良さんはMCはあまり得意でないらしい。笑
後半最後の数曲は畳み掛けるようにハードロックナンバーで締めくくった。
紗良さんは実力に裏打ちされた男前なカッコいいロックシンガーだった。初見だったが充分に楽しめた。
紗良さんと言えば、ボーカルMIYABIさん脱退後のAZAZELに正式加入し、バンド名もHADESに改め来年より始動となる。
こちらも目が離せない。
■D_Drive 16:30-17:30
続いてはD_Drive。最前列センターに陣取る。いつものSEが鳴り響きシャッターが開く。手拍子で出迎え順にメンバーが入場。SeijiさんとYukiさんは7弦ギターを抱えていたのでやはりそうか。"Breakout"からスタート。重々しいリフが鳴り響く。
以前、聴いたよりもベースアレンジが変わっていた。常に進化ということだ。
あっ、ここで立てかけられた白のYukiさんのBlue Roseギター倒れる。Chiikoさんのドラムの圧からだろうか。
Yukiさん、「みなさん、こんにちわー!D_Driveでーす!」
こうして対バンイベントで再びツアーを回れるのが嬉しいと。
そのBlue Roseギターに持ち替えたが大丈夫だろうか。
曲は"The Last Revenge"、"Cassis Orange"で攻める。
新曲の紹介"U_Me"。日本の叙情歌的な曲をSeijiさんは作りたいと思ったが桜を題した曲は多いので梅の曲を作ろうと思ったと。曲名はウメと書いてユーミーと読む。梅は地元神戸でも有名だそうだ。
今回初めて聴いた。叙情歌ということでしっとりと伸びやかなトーンに油断して聴いていたら、しっかりとD_DriveらしいDriving Rockだった。プログレの要素もあり、ミディアムテンポのカッコいい曲だった。
この流れから"Lost Block"。間近で音圧を感じるChiikoさんのドラム、Seijiさん、Yukiさんの圧巻のギターソロを堪能した。
そして続く"Attraction 4D"では久々に折り畳みで盛り上がった。
47都道府県ツアーは来月山梨で完結すると紹介。Chiikoさんより物販の紹介。3色のハンドタオル、グレーのTシャツは新作のグッズ。
YukiさんはフライングVに持ち替えて、ライブも終盤。"Gradation"から"Russian Roulette"、"1,000,000 hp"へと怒涛のDrop D曲の追い込み。最前列からソロミリ音頭をやっていたらYukiさんに笑われてしまう。笑
Yukiさん、「ありがとうございましたー!D_Driveでしたー!」
最前列スタンディングで拳を上げてのヘドバン。久々すぎて楽しかった。
(D_Drive Twitterより)
■Wisky Dust 18:00-19:00
トリはWisky Dust。配信では観たことがあったが生演奏は初めてだ。
お譲りして、3列目ぐらいに引き下がる。
感染対策からステージと客席の間に設置されているアクリル板に転換中フィルムが貼られる。
シャッターが開くとライブ映像が投影される。投影するためのフィルムだったんだな。
ボーカルAyaさんが入場するとそのフィルムをはがしてライブはスタート。なかなかカッコいい演出だ。
曲調は懐かしき70年代のハードロックを今風にアレンジしたそんな感じだ。
曲だけを聴いているとブラック・サバスかと思えるものもあった。
ボンテージ姿で妖艶に歌うAyaさん。ハスキーなボイスでまさにこれぞロックとばかりに存在感を見せつけていた。
途中でエリカさんのギターソロのパートもあったのだがボリューム奏法て奏で、そのフレーズはエディ・ヴァン・ヘイレンの影響を受けているのがよく分かる。
ギターテクニック的にも申し分なく、楽しそうに弾いていたのが印象的だ。
ただ立て掛けられたエディモデルのギターはこの日、使われることはなかった。
yuriさんはAZAZELのベーシストだが活動がままならずこのバンドを立ち上げたように思える。来年からはAZAZEL改めHADESとしても活動開始するわけだが、この日、紗良さんを誘ったのは今後活動をともにするyuriさんによるのかもしれない。
そのyuriさんのベースだが80年代初期のニッキー・シックス(モトリー・クルー)を彷彿させる佇まい。カッコいいアクションをキメていた。
トリではあったがアンコールもなかった。
サイケデリックな世界観のこうしたガールズバンドは今ではあまりいないかもしれない。
MCは一切なしで貫き通すその個性を存分にフロアにぶつけた、そんな印象のライブだった。
(D_Drive Twitterより)
終演後の物販ではまずは紗良さんのCDを2枚購入。サインも頂いた。初見の感想を伝えるととても嬉しそうだった。
そして、D_Driveではタオルとハンドタオルを購入。Seijiさんに初めて聴いた"U_Me"の感想を伝えた。
■番外編
帰宅に時間がかかるので、あまり遅くならないようにと思っていたが、厚木名物シロコロホルモンの魅力に負けてしまい、仲間達とともに。