2021年11月14日 BRIDEARワンマンライブ東京 | ミツのロックなライブレポート

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1980年代のHR/HMファンです。ライブハウスにも出没しています。
あくまでも個人的な感想をライブレポートしています。基本的にネタバレですので自己の責任においてご覧下さい。

BRIDEARワンマンライブ東京@渋谷O-WESTに行ってきましたー!

「BRIDEAR国内凱旋ツアー INTO THE DARK FOREVER TOUR 2021」


久々のBRIDEARワンマンライブである。前回は現メンバーによる新生BRIDEARを対バンライブで初めて観たのだが、これがなかなかよかったので、ワンマンライブを観てみようと思ったわけだ。ワンマンだと旧譜からの曲も聴けるのではないかと期待しつつ。

そして、ここ渋谷O-WESTには初めて来たが、以前から行ってみたいと思っていたライブハウスだった。

さて、会場前には続々とファンが集まり17:30開場。予想通りの広々としたステージとフロアに心も踊る。整番もよくもなかったので前には行かず上手寄り後方の広々としたスペースで見ることとした。

感染対策から人数制限をしていたと思うが200人ぐらいの集客だったように思えた。BGMはアイアン・メイデンだった。

さて、18:00いよいよライブはスタート。"Deep Blue"のSEが流れ順にメンバー入場。そしてキラーチューンの"Daybreak"で一気に盛り上がる。更に"Dimensions"で攻める。

ヨーロッパツアーを経ての今回は国内東名阪ツアーのファイナルと説明。
続いてはおっ、ここできたか。旧メンバー時の曲"IGNITE"。はるさんのデスボも冴える。続く聴き慣れない曲だったが新曲"The Moment"だった。ここでもはるさんがデスボをガンバってた。
更に"KESHIN"へと続く。

ヨーロッパ海外ツアーの話。あちらのライブハウスでは毎回夕食が用意されるが、ケータリングで炊飯器が出て来たのには驚いたと。その歓迎ぶりが嬉しかったようだった。クラウドファンディングで支援してくれたからこそと、感謝の言葉が述べられた。

そして、曲はその時にMVとなった"Brave New World Revisited"。ヘヴィなミディアムテンポな曲、スローなギターソロもよかった。そして、ロックバラード調の"Starlight"へと続く。

SEを挟み前作より"Ghoul"。ノリのいい私も好きな曲だ。続くこちらも前作より"MIRROR"。

更に"Ashes"と怒涛の曲展開にすっかり楽しんでいた。

物販の告知など。
いよいよライブも終盤。曲は"Glitter"。盛り上がる好きな曲だ。フロアの方々から拳が上がる。

そして、"Sick"。本編ラストは定番の"Bloody Bride"。曲の中盤サイレン音が鳴り響き、ここで巨人のブライドちゃんがのそのそとステージに登場する。もはやお馴染みとなったクライマックスだ。

KIMIさん、「ありがとうございましたー!」盛大な拍手に送られメンバー退場。
自然とフロアは手拍子となりアンコールを待つ。

メンバー再登場。ラストの1曲は"Again"。これも好きな曲だ。

最後にメンバー一人一人からヨーロッパツアーの感想やファンへ感謝のコメントが述べられた。こうしてライブは終演となった。
セットリスト(90分)
01:Deep Blue (SE)
02:Daybreak
03:Dimensions
-MC-
04:IGNITE
05:The Moment (New!)
06:KESHIN
-MC-
07:Brave New World Revisited (New!)
08:Starlight
09:Ghoul
10:MIRROR
11:Ashes
-MC-
12:Glitter
13:Sick
14:Bloody Bride

Encore
15:Again

今回のセットリストは新曲2曲。最新の「Bloody Bride」から7曲。前作「Expose Your Emotions」から4曲。それ以前の曲は"IGNITE"のみの構成だった。

結成当初の初期の曲はなかったわけだが、これが今の私達。そう主張している内容のように思えた。
とはいえやはり、私にとってのBRIDEARの魅力はツインギターのソロの掛け合いとハモり。美彩季さんとAYUMIのツインのギターは息もぴったり。凱旋により更に安定感と一体感が増していたように感じた。

デスボのはるさんのベース、NATSUMIさんのドラムによるリズム隊も更にパワーアップしているように思えた。

そして、フロントマンたるボーカルのKIMIさんは、堂々たる立ち振る舞いでライブを牽引していた。

海外ツアーを経て一回り大きくなって帰ってきたBRIDEAR。新生BRIDEARは路線変更ではない、新たな何かを求めた進化であった。

(BRIDEAR Twitterより)