2021年12月12日 Rie a.k.a. Suzakuライブ東京 | ミツのロックなライブレポート

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1980年代のHR/HMファンです。ライブハウスにも出没しています。
あくまでも個人的な感想をライブレポートしています。基本的にネタバレですので自己の責任においてご覧下さい。

Rie a.k.a. Suzakuライブ東京@三軒茶屋GrapeFruit Moonに行ってきましたー!


「Rie a.k.a. Suzaku Instrumental Summit Vol.27 Ladies Night Rie Birthday Live」



今回のライブはいつものインストライブに加えて、Rie a.k.a. Suzakuことりえさんのバースディライブだ。

私は一昨年は参加したものの昨年はコロナ禍の影響でやむなく配信で参加。今回はりえさんに直接お祝いしようとこの日を楽しみにしていた。人数制限があるものの本日SoldOut。尚、配信も同時に開催される。

当日、開場時間に変更があったので事前に確認しておいてよかった。
18:30開場。入場時に来場特典の卓上カレンダーとステッカーを受け取った。ステッカーの裏には番号が書いてあってこれが恒例の大抽選会の当選番号となる。
変わらず太っ腹だ。

三軒茶屋にあるこのライブハウスは初めてだ。着座形式でステージも高くない。
上手寄り最前列を確保できてひと安心。
(右端の派手なギターはこの後の抽選会で活躍することに。)

定刻の19:00メンバー入場。曲は定番の
"Urban Highway"からスタート。りえさんの驚異的なギターソロ。いつものようにりえさんは最初は緊張の面持ち。そして目の前で奏ちゃんの激しいドラム。19歳のスーパードラマーも成長著しく更にパワーアップしているように思えた。

曲はさわやかなメロディの"Seaside Avenue"へと続く。

りえさん、「Rie a.k.a. Suzakuバースディライブにお越し頂きありがとうございます!」
りえさんの誕生日は11月26日。もっと早くにやりたかったが、世の中のコロナ禍明けの感もあり、ライブハウスがなかなか取れない状況だったと。今回りえさんのライブとしても初めての会場だそうだ。

ここでサポートメンバーの紹介。
・Dr.佐藤奏
・Ba.萩原みのり
・Key.深井麻梨恵
・Gt.Rie a.k.a. Suzaku

ドラムの奏ちゃんと、キーボードの麻梨恵さんはいつものメンバーだが、ベースのみのりさんは初見だ。りえさんも久々の共演だと。

曲は"Wangan Street"。りえさんのギターソロの後に、ここでライブならではのアドリブソロ回し、まずは奏ちゃんのドラム、続いて麻梨恵さんのキーボード、りえさんのギター、みのりさんのベースと続く。それぞれが卓越したプレイヤーでなければとても太刀打ちできない見せ場。りえさんのフルピッキングギター、みのりさんのスラップベースもとてもよかった。

更に"Sunrise"。気合いのノリで弾くりえさん。

MCも手短かに曲は続く。ノリのいい"Top Runner"。そして前半のラストは"Time Paradox 2020"。奏ちゃんの凄まじいドラムで締めくくった。見るたびにパワフルになっていてスゴかった。

前半はアルバム「Top Runner」を中心としたセトリだった。




ここからは恒例のお楽しみ大抽選会。まずは社長より9月にコロナ感染し、ご心配をおかけしたが、温かい励ましのメッセージをありがとうございましたと。今は後遺症もなく元気だと。

緊急入院したあの時はりえさんもとても心配していたし、私も含めファンも回復を切に祈っていた。

いつもは社長とりえさんの実姉であり格闘家の富松恵美さんが司会を務めるが、今回は欠席ということでりえさんがサポートする。(休む間がねぇと、りえさん。笑)

社長が景品を説明し、りえさんが箱に入ったくじを引き、番号を読み上げる。スピーカーやイヤホン、CDといった音楽関連のもの。ラーメンセット、コーヒーセット、ボジョレー・ヌーボーといった飲食物。りえさんの楽譜、壊れたボリュームペダルといった私物等の豪華景品が当たる。特賞はなんと1月リリース予定の「World Journey Ⅱ」のプロモーションで使ったJacksonのギターが当たるという。スゲー!

(Rie a.k.a. Suzaku Official HPより)

で、私はヘッドフォンが当たったー!
15人ぐらい当たっていたと思うので当選率は3割とまさに太っ腹。
さて、ライブは後半。まずは新曲"Great Ocean Road "。1月リリース予定の「World Journey Ⅱ」よりオーストラリア編となる。私は聴くのは2回目だがさわやかなメロディだ。ドラム、ベースとソロを回し、そして掛け合うキーボードとギターのバトル。

1月発売の「World Journey Ⅱ」の紹介。過去最高の自信作であると。本来は12月に発売する予定だったが社長のコロナ感染もあって、ジャケットの入稿等が期限に間に合わなかったらしい。来年、楽しみにしておきたい。

続いてこちらも新曲、ライブ初公開の"Paris Dusk"。フランス編だ。 惜しくも既に他界したスーパーギタリストであるゲイリー・ムーアの"パリの散歩道"さながらのバラード。りえさんはギターインストは速い曲よりもバラードの方が難しく、寿命が縮む思いだと日頃から言っている。

聴いてみると、雰囲気はもろにそうだった。ディレイのかかった伸びやかなトーンに正確なチョーキングとビブラート。そして魂が乗り移ったように、情感を顔で弾くりえさん。
ギタリストとしての幅広さを魅せてくれた。

ここでMCの予定だったみたいだが曲にいこうということで。
激しさ溢れるインド編の"Rudra"、サンバのリズムのようなブラジル編"Summer Carnival"、そして日本に戻ってくるということで私も好きな曲"Furinkazan-風林火山-"と定番曲が続いた。




ここで後半本編のライブが終了ということだったみたいだが、麻梨恵さんがハッピーバースデーの曲を弾き、社長が特製ケーキを持ってステージへ。

りえちゃん人形付き。3体目だと。
りえさんは、恒例と言いつつもテンションが上がってとても嬉しそうだった。


ここで、各メンバーよりライブ告知等。
この日が初発表の告知もあった。特別な企画もあるようで、これからのりえさんのライブも楽しみだ。

そして、ラストは定番のロングソロ回しの"Across the Sky"。
まずは奏ちゃんの迫力満点なドラムソロ。
座って見守る他のメンバー。笑
続いてはみのりさんのノリノリなベースソロ。楽しそうに弾いていた。
麻梨恵さんはショルキーを抱え、りえさんのギターと凄腕バトル。
14分にわたる熱演だった。こうしてライブは終演となった。

セットリスト(120分)
Live1(50分)
01:Urban Highway
02:Seaside Avenue
-MC-
03:Wangan Street
04:Sunrise
-MC-
05:Top Runner
06:Time Paradox 2020

お楽しみ抽選会(10分) 20:00

Live2(60分)
07:Great Ocean Road (New!)
-MC-
08:Paris Dusk (New!)
-MC-
09:Rudra
10:Summer Carnival
11:Furinkazan

Encore
12:Across the Sky



りえちゃん人形付きケーキ。有名なパティシエに作ってもらったそうだ。
物販では、りえさんにお誕生日おめでとうと直接伝え、社長には回復できて本当によかったと伝えた。

そして、恒例のポスターカレンダー(World Journey Ⅱポスターと2枚組)と、写真立て入り直筆サイン付き写真(使用済みピックストラップ&Rie a.k.a. Suzakuオリジナルピックストラップの3点セット)を購入。
並べてみるとかなりのボリュームに。
その他はお土産の「World Journey Ⅱ」フライヤーと本日のライブセトリ。来場特典の卓上カレンダーとステッカー。抽選会景品のヘッドフォン。盛り沢山だった。
りえさん、そして19歳のスーパードラマー奏ちゃんと。なんだか家族ショットみたいな。笑

とても充実したライブを楽しめた。
りえさん、あらためてお誕生日おめでとう。来年早々、1月19日はいよいよ「World Journey Ⅱ」のリリースだ。

■番外編
この日は三軒茶屋のこちらへ。狭い店だったが味は確かだった。
チャンポンかメインのようだが、珍しかったので皿うどんにした。地元を懐かしみ美味しく頂いた。