D_Drive / Octaviagrace / Crazy Quarter Mile with 桃ライブ埼玉@西川口Heartsに行ってきましたー!
正式には異なるが美女金(美女と野獣と金髪ツアー)さながら久々の盟友対バンだ。
しかも結局コロナ禍により中止となった美女金2020には今回共演するOctaviagraceも参加の予定でもあった。
後になって大阪、名古屋公演は昨年実現したものの、結局、東京公演は実現しなかった。 2021年はコロナ禍により予定さえ告知されなかった。
という経緯から私にとっては2016年-2019年と参戦してきたこのツアーを、参加5年目にして、初めて参戦できなかった2年分の美女金を取り戻すべくとても楽しみにしていた。
仲間達が続々と集まる中、16:00開場。下手2列目に陣取った。立ってもいいことになってはいるが椅子席となっていた。
ここ西川口Heartsは初めてきたが見やすそうなライブハウスだ。ただ名物のハーツカレーはコロナ禍の影響で販売していなかったのが残念だった。
BGMはACCEPTの懐かしい曲だった。
■Crazy Quarter Mile with桃 16:30-17:30
まずトッパーはCrazy Quarter Mile with 桃だ。CQM(Crazy Quarter Mile)は前述の通りTSPの前身バンドともいうべき、前月11月に十数年ぶりのライブを行ったばかりだ。
桃とはつい最近の10月から、TSPのVo.KさんとDr.HINAさんの2人がアコースティック配信で面白いことをやってみようと始めた企画ユニット。遊び心から始まったユニットもいつしかアー写が本格的になっている。笑
お譲り頂いて最前列へ。いよいよ開演。驚いたことにKさんが座りHINAさんが電子ピアノの前へ。
なんとO.A.が桃ということだ。曲はエアロスミスより"Don't Want to Miss a Thing"。映画アルマゲドンのテーマ曲となったバラードだ。Kさんの熱唱。HINAさんはピアノを弾きながらコーラスを重ねる。
フロアはそのまま座ったままでしっとりと聴いていた。
私達のこと誰も知らないだろうということでまずは自己紹介。結成1ヶ月半で初ステージ。元々配信でしかやらないつもりがこんなことに。笑
次がラストです。もういっぱいっぱいだということで。笑
Kさんがアコギを抱え、HINAさんはカホンを叩く。HINAさんの歌による「鬼滅の刃」のテーマでお馴染みLiSAより"紅蓮華"。手拍子の中で熱唱するHINAさん。
フルボーカルのHINAさんは生演奏で初めて聴いたが配信で聴くよりずいぶんと上手かった。
後にHINAさんはトーク配信で語っていたが温かく見守って聴いてくれてとても嬉しかったし、またやりたいと話していた。
桃は10分で終了。そして、スタッフが忙しく電子ピアノ、カホンを片付ける。
その間、HINAさんはドラムへ。なかなか大変だ。
即座にCQMのライブがスタート。手際よい見事な転換だ。
ここからは立ってもいいんだよねとフロアは迷いつつもスタンディングに。曲は"Dust! dust! dust!"からスタート。渋いYazzさんの歌声。そして、LOUDNESSより"ROCK SHOCK"で攻める。サポートSHUさんのベースソロから見せ場のShuさんのギターソロ。ギターテクニックで魅せてくれた。
続く重々しいリフの"OUT IT LOUD"。HINAさんのドラムも激しさを増す。
Shuさんよりご挨拶程度のMC。だがここでも笑いを取ろうとする。笑
続いてはTSPより"BREAK MYSELF"。フロアも手が上がり盛り上がる。
更に"Trample Me Down"。
SHUさんのベースとShuさんのギターが掛け合うアドリブソロ。途中でXも飛び出す。その流れから曲は"Ride On!"。CQMの中でも好きな曲だ。気持ちも上がる。
ここでスペシャルゲストを紹介。それは先ほど桃で出演したKさん。笑
となればYazzさんとKさんのツインボーカルだ。こういう展開ならば予想は付く。TSPオンパレードのコーナーだ。
まずは"MAD CLUSTER! "。折り畳みの連打で盛り上がる。
続く"the times"。HINAさんも煽りまくり、サイコーなツインボーカルで盛り上がる。タオルがフロア中に回る。
更に"矛盾"。盆踊りで盛り上がる。ラストは"ASH&RAIN"。ジャンプ!ジャンプ!で盛り上がる。
このTSPの4曲連打の流れは楽しすぎてかなりヤバかった。日頃の運動不足がたたり足がつる。笑
HINAさんの壮絶なドラムも素晴らしかった。
セットリスト(60分)
O.A.桃
01:I Don't Want to Miss a Thing (Aerosmith Cover)
-MC-
02:紅蓮華 (LiSA Cover)
Crazy Quarter Mile
01:Dust! dust! dust!
02:ROCK SHOCK (LOUDNESS Cover)
03:OUT IT LOUD
-MC-
04:BREAK MYSELF (from TSP)
05:Trample Me Down
06:Ride On!
07:MAD CLUSTER! (from TSP)
08:the times (from TSP)
09:矛盾 (from TSP)
10:ASH&RAIN (from TSP)
■Octaviagrace 18:00-19:00
続いてのOctaviagraceのライブは配信では何度か見ていたものの生演奏はなんと3年ぶりとなる。久しぶりで楽しみだ。
元の2列目に戻り、いよいよ開演。定番の"アザーブルー"よりスタート。お立ち台に立ち伸びやかなトーンで歌い魅せる実稀さん。続く"sorrow joker"、更に"茜"。
華子さんのギターソロを間近で見れて嬉しい。
疾走感溢れる"After the rain"で飛ばす。
Youskeさんのベースも変わらずの凄腕だ。
この日がOctaviagraceの今年最後のライブとなる。この後、動画撮影タイムあり。SNSにアップして宣伝してほしいと実稀さんより説明。
そして、ここから怒涛の曲展開。
まずは"Lucent moon"、そして"pray"と続く。あまりにもカッコいい。ステージに釘付けだ。
"Breaking down"と盛り上がりどころ満載の曲が続く。もう華子さんの卓越したギターソロにも釘付けだ。
今年は4回のみのライブだったとYouskeさんより。そして"Unblown bud"。
ノリのいい"ミッドナイトハイウェイ"で実稀さんの安定した歌声に酔いしれる。
いよいよ撮影タイムの"エバードリーマー"。
(ダイジェスト版)
めちゃめちゃカッコよかった。カメラを向けながらもフロアも盛り上がっていた。
Youskeさん、どうやら演奏をミスってたようでアップされる動画で確認したいと。笑
12月22日 "アザーブルー"リレコ配信の告知等
ラストは定番の"Dramatic Quiet"で締めくくった。今も昔も変わらないOctaviagraceの神曲のひとつと言えよう。
終始突っ走るセトリ。ハイレベルな演奏。久々に生のOctaviagraceを堪能できてよかった。
セットリスト(60分)
01:アザーブルー
02:sorrow joker
03:茜
04:After the rain
-MC-
05:Lucent moon
06:pray
07:Breaking down
-MC-
08:Unblown bud
09:ミッドナイトハイウェイ
10:エバードリーマー
-MC-
11:Dramatic Quiet
■D_Drive 19:30-20:30
いよいよトリはD_Drive。いつものテーマ曲のSEが鳴り、順にメンバー入場。
配信曲"Begin Again"、"Thumbs Up"からのスタート。このパターンは珍しいかもしれない。フロアからいいね👍のサインも上がる。凄まじくも雑味のないギターサウンドを奏でるSeijiさんとYukiさん。
Yukiさん、「こんばんわー!D_Driveでーす! 」
ここ西川口には2年ぶり。その時は47都道府県ツアーが始まったばかり。ようやく翌日の山梨でこのツアーが完遂する。
新曲"U_Me"。梅の曲だがユーミーと読む。笑
叙情歌的な始まりもChiikoさんの激しいドラムとToshiさんの重々しいベースにより、どこか70年代の色合いも感じる。そしてSeijiさんとYukiさんの見事なギターアンサンブル。
続くYukiさん作曲"Wings"。そして、"Attraction 4D"でフロアも盛り上がる。
ライブの告知等。続く"The Last Revenge"だがSeijiさんは出始めのアルペジオからパッピーバースディを弾く。
Yukiさんはあれ?って顔をしながらも気付く。そう12月6日が誕生日だったのでサプライズ。既にSeijiさん、Chiikoさんはリハでプレゼントを渡していたのだが、今、Toshi君からYukiさんへプレゼントが渡された。カリンバという楽器らしい。初めて知った。
Yukiさん、初めてこの楽器に触れたにも関わらず器用に弾いていた。さすがはミュージシャン。オルゴールのような音色だった。
と、ほのぼのとしたムードの中、気を取り直して"The Last Revenge"。
続くレア曲"Advance and Attack"は久々に聴けてよかった。
ラストは珍しく"M16"。途中でギターを替えることなく、レギュラーチューニングのセトリだった。
拍手がいつしかアンコールを求める手拍子に。メンバー再登場。
ギターを7弦に持ち替え曲は"Breakout"で締めくくった。
Yukiさん、「ありがとうございましたー!」
セットリスト(60分)
01:Begin Again
02:Thumbs Up
-MC-
03:U_Me
04:Wings
05:Attraction 4D
-MC-
06:The Last Revenge
07:Advance and Attack
08:M16
Encore
09:Breakout
さて、物販ではYukiさんにお誕生日おめでとうと直接伝えられてよかった。Octaviagraceの各メンバーには数年ぶりのライブを楽しめたこと。CQM HINAさんには桃の初ステージおめでとうと伝えた。
HINAさんとのチェキ。
D_Driveトレジャーブック(機材解説本)、Octaviagraceフォトブックとチェキ。
3バンドともに容姿端麗であるだけだなく、その凄腕な演奏に酔いしれとても充実したライブだった。
ライブハウスの音のバランスもとても心地よかった。
それでは最後に美女金では恒例の"ひなちーゆき"をどうぞ。久々の再会にとても嬉しそうだった。
■番外編
今回は西川口界隈で仲間達と前飲みで気分を高めていた。