2021年4月8日 Rie a.k.a. Suzakuライブ東京 | ミツのロックなライブレポート

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1980年代のHR/HMファンです。ライブハウスにも出没しています。
あくまでも個人的な感想をライブレポートしています。基本的にネタバレですので自己の責任においてご覧下さい。

Rie a.k.a. Suzakuライブ東京@汐留BLUE MOODを配信で見てみましたー!


「Girls Guitar Three Vol.4」

Rie a.k.a. Suzakuことりえさんを含めて3人のギタリストとの共演をテーマにしたイベント「Girls Guitar Three」(略称GG3)。

4回目とのことであるが私は初めて。平日であった為、仕事の関係から後日、配信をアーカイブで観ることとした。

まずはトッパーはSenaさん。初見となる。ロックなテイストの"Velinade"。続いて軽快な"PUZZLE"と続く。緊張しているとのことであるが、愛らしい笑顔で弾いていたのが印象的だった。
本日のライブを通しで支えるサポートメンバー。
ドラムの森はるかさん。りえさんのイベントでは久々の登場。
キーボードは今やりえさんの相方とも言える深井麻梨恵さん。
ベースはりえさんのMCの相方とも言える星野李奈さん。
この面子もなかなかのものだ。
自己紹介をするSenaさん。李奈さんとバンドで一緒だった時期もあり以前から親交があったとのこと。共演ギタリストとしてりえさんに李奈さんが紹介し、今回の出演に至ったようだ。
伸びやかなトーンを聴かせてくれた"hydrogenium"。MVにもなっている"SOAR"。歌ではないが囁き声もSenaさんが実演していた。
ジャンルは異なれど個性的なギタリストだったし、新鮮な感じで楽しめた。
Senaさん、「ありがとうございましたー!Senaでしたー!」

Senaセットリスト(20分)
01:Velinade
02:PUZZLE
03:hydrogenium
04:SOAR

続いては瀬川千鶴さん。こちらも初見となる。まずは挨拶のMCから始まった。
ジャズっぽい変拍子なスローな曲"inside outside0227"。麻梨恵さんの鍵盤を叩きつけるようなピアノソロ。そして、さわやかな"Morning"と続く。

千鶴さんはノリノリで弾きまくっていた。
1曲目は難しいのでライブでは演らない曲。この日の特別感で選曲したとのこと。このサポートの面子ならばやりとげてくれるだろうと見込んでのことであったようだ。そして、本日のヘアメイクを担当したのはベースの李奈さん。
曲はロック調の"Trap"。プリング・ハンマリングを多用していた。李奈さんのベースソロも。笑顔で見守る千鶴さん。
ラストはJeff Beckのカバーで"Stratus"。まさにロックで、李奈さんのベースソロから、麻梨恵さんのエフェクトをかけたキーボードソロに、最後は走るはるかさんのドラムで締めくくった。
千鶴さんはジャズ寄りのフュージョンギタリストといった感じで、フロントピックアップのギターから繰り出すクリア音をテクニカルに表現し楽しませてくれた。

千鶴さん、「ありがとうございましたー!瀬川千鶴バンドでした!」

瀬川千鶴セットリスト(30分)
-MC-
01:inside outside0227
02:Morning
-MC-
03:Trap
04:Stratus

トリはもちろん主催者であるRie a.k.a.
Suzakuこと、りえさん。"Rudraよりスタート!
初っぱなから攻めるりえさんのギター。
そして、麻梨恵さんのキーボードも応酬。
りえさんより、なかなか共演ギタリストが見つからず、1年ぶりにこのイベントを実現できたと。
この日のりえぞートークも相棒の李奈さんとともに絶好調。
サポートメンバーからそれぞれひと言。ドラムのはるかさんは誕生日の5月29日に写真集を発売予定。りえさんから「ビキニとか着ないの?」の質問に対して、はるかさん、「すべるので脱ぎません。(笑) 奥さんにバレても大丈夫な内容ですので是非。(笑)」
メタルドラマーの写真集とは珍しい。楽しみにしておこう。
さて、曲は"Wangan Street"。
はるかさんのドラムソロ!更にキーボード→ギター→ベースと続くソロ回し。
更に"Sunrise"。髪を振り乱し弾きまくるりえさん。
次回5月5日のライブ告知。サポートメンバーの曲も演るということで、りえさんが難曲でいじめられるイベントだと。みんな気合い入りすぎて恐いと。笑
ラストはりえさんいわくラスボス曲の1つである"Furinkazan"。はるかさんの魅せるドラム。こういった曲はお手のものだろう。
ソロ回しでは李奈がスラップで魅せる。
りえさんを相手にクレバーなベーシストだ。
掛け合うキーボードとギター。
そして、これでもかと弾きまくるりえさん。
りえさん、「ありがとうございましたー!」

Rie a.k.a. Suzakuセットリスト(40分)
01:Rudra
-MC-
02:Wangan Street
03:Sunrise
-MC-
04:Furinkazan

しかし、これでは終わらない。Senaさんと瀬川千鶴さんがステージに呼び込まれる。Senaさんは李奈さんの紹介で初共演。千鶴さんについては、実は千鶴さんが高校生の頃から社長は知っていたそうだ。

そして、恒例のセッション。ジャンルの異なるギタリストでどう選曲しようかと思ったところやはりJeff Beckだろうということで。
まずは、"The Pump"。トリプルギターの共演!
ラストは定番らしい"Led Boots"。それぞれのギターテクニックを堪能。
ソロ回しも凄かった。李奈ベースソロ→麻梨恵キーボードソロ→Senaギターソロ→千鶴ギターソロ→りえギターソロ→はるかドラムソロ!それぞれの実力があってこそ成り立つものだ。
最後は撮影タイム。
こうしてライブは終了した。

Session(25分)
01:The Pump
02:Led Boots
(即日、公式HPに社長がアップしてくれたセトリ)

Senaさん、千鶴さんのギターは初見であったが実力も確かなもので、ジャンルは異なれど楽しむことができた。いつもの支えるサポート陣も曲を覚えるのが大変だったとは思うが、難なくこなし立派なものだ。メタルドラマーであるはるかさんも、またいつもと違う器用なドラミングを観ることができた。

りえさんは今回は4曲とイベントの内容から少ない曲数だったがいつもの弾きまくるギターに釘付けだった。

最後のセッションは、りえさん、Senaさん、千鶴さんの3人のギターの融合を楽しめた。
やはり、国内の女性ギタリストは世界的に見ても最高水準であろう。あらためてそう思えたライブだった。
(Rie a.k.a. Suzaku Twitterより)