2021年3月21日 D_DriveフロアライブDay-2横浜 | ミツのロックなライブレポート

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1980年代のHR/HMファンです。ライブハウスにも出没しています。
あくまでも個人的な感想をライブレポートしています。基本的にネタバレですので自己の責任においてご覧下さい。

D_DriveフロアライブDay-2@新横浜STRAGEに行ってきましたー


「D_DriveフロアライブDay-2」


D_Driveフロアライブ2日目。SoldOutだった為、諦めてはいたが直前のキャンセルにより、滑り込みセーフ。

この日は強風と大雨の悪天候。傘は風に飛ばされ、ずぶ濡れ状態の中でD_DriveRの仲間達との整列となった。


昨日に続いて2日連続でのフロアライブであるが、セトリはもちろん大幅に変えてくるのは明白だし、2日間で全曲完走もあり得る。次はいつ来れるともわからないのでしっかりと見ておきたいという気持ちだった。


15:00開場。充分な対策の上で入場。昨日と同じく2列目センターを選んだ。


本日もSoldOut。15:35頃、Chiikoさんがすっとステージに入ってきた。続いて3名も後方からすっと入ってきた。

入場SEは鳴っていない。昨日と違って調子がよくないのだろうか。


すると、あの聞き覚えのあるSEが鳴る。

なんと"Run to R"からスタート。この曲はインディーズレーベル時3rdアルバム「R」の最初の曲。"R"はファンの総称である"D_DriveR"の"R"である。


元々はファンに向かってということでライブの入場曲をイメージして制作されたものであり、ライブで演奏するつもりもさらさらなかった曲。それを実際に演奏するのは今やあり得ないほどのレア感。

そもそも今の入場SEは異なるものを利用している。


だから無音で入場したわけだ。貴重な機会だ。


そして、昨日も演った"Attraction 4D"と続き、あの「R」をリリースした2015年当時のセトリを思い出す。


更に同アルバムよりレア曲"Now or Never"。Yukiさんのギターは好きなところ。この流れに興奮しないわけがない。


Yukiさん、「みなさん、こんにちわー!D_Driveでーす!」

最近は、開始時間が早い為に、すっかりこんばんわと言わなくなったと。笑


「雨がすごく降っている中、ご来場ありがとうございます。でも今日は"Unkind Rain"は演りませんよ。」とあえて前フリではないことを強調。笑


続く曲は鐘音のSEが鳴り、初期のレア中のレア曲"Escape from…"。

初期曲の中でも好きな曲だがなかなか聴く機会がない。ChiikoさんのバスドラとToshi君のベースから繰り出す重低音。


そして、リリース済みの中での新曲"Begin Again"~"Thumbs Up"と続く。昨日も聴けた。両曲ともにD_Drive初の配信のみのリリースだ。やはりカッコいい。


配信のみなので是非サブスクで聴いて下さいと。早くから始まるライブが多くなったので健康的な生活になったと。


続いてYukiさんの実姉Yukariさんの結婚式をテーマにしたバラード"Shape of Your Life"。しっとりと聴き入っていた。


そして、初期の代表曲でもあると私は思っている"Peach Fizz"。SeijiさんとYukiさんの淀みなきギターアンサンブルが素晴らしい。これぞD_DriveのDriving Rock!


更に昨日も聴けた未だ音源とはなっていないYukiさんの新曲"Wings"。またひとつ引き出しを開けた今までになかった曲調。ついギターに目が行きがちだが実はToshi君のベースは案外凄いことをやっている。


ここで換気タイムということで小休止。


2部の1曲目は昨日も演った春だからこそのレアな"どこかで春が"。スイープの嵐のギターテクニックは凄かった。


ここでYukiさんがフライングVに持ち替える。ドロップDの残りの持ち曲も何となくだか予測はできた。

まずは波音のSEにSeijiさんのクリア音から始まる明るいアメハ調の"Gradation"。客席からはいつもの手拍子。


続く激しさ溢れる"1,000,000 hp"。大好きな曲だ。Yukiさんが足に挟んでVを弾く姿はカッコいい。

なぜかToshi君はステージに座ってベースを弾く。Chiikoさんのドラムもバシバシ決まる!客席からはメロイックサインも上がる!


更に間髪入れずに超レアな初期の曲"Mystery Zone"。この曲が出てきたということは昨日のセトリと合わせて全曲クリアも見えてきた感じだ。


フロアライブに際してYukiさんとSeijiさんから機材の説明。このフロアライブはアンプからマイクを通さない生音であること。またMarshallアンプの特長として音がまっすぐに飛ぶので聴くポジションによって聴こえ方が異なること。例えばSeijiさんの前であればSeijiさんのギター音だけが爆音となる。私は前方ではあるものの少し距離を取ったセンターだったのでYukiさんの音しか聴こえないといった印象はなかった。


また、返しと言われるメンバー前のモニターは使用していない。セトリ台となっているようだ。笑


SeijiさんとYukiさんは7弦ギターに持ち替える。いよいよあの曲だ。昨日初めて聴けてとても気に入った"Breakout"。作曲者であるSeijiさんから曲の説明がされる。

低音のバラード。いや違う。笑


コロナ禍の萎縮した空気のドロドロ感を7弦ギターの重低音で表現したかった。個人的に時間もあったので大型自動二輪の免許を取得。ネットでバイクの映像を見ていたらハーレー・ダヴィッドソンの"Breakout"が現れこれだ!と思ったとのこと。


↓どうやらこれのようだ。

(Harley Davidson Japan HPより)


曲はその"Breakout"。やはりめちゃめちゃカッコいい。闇の重低音がメタル心をくすぐられる。疾走感あるパートはハーレーでかっ飛ばしているイメージだろうか。メタラーの仲間達にも是非聴いてもらいたいものだ。


Yukiさん、Seijiさんより「感謝の47都道府県Drivingツアー」再開の告知。

見よ、この凄まじいスケジュールを!全て機材車で遠征する。これをクリアすれば山梨、島根、鳥取、佐賀の4県を残すのみだ。


ギターは6弦に再び持ち替え、ライブも終盤戦。曲は昨日も演った"M16"、"The Last Revenge"と定番曲が連なる。


Chiikoさんより物販の紹介。ようやく福DVDも完売御礼。


"Mr.Rat Boots"。Chiikoさんのスティック回しも健在。見せ場のToshi君のロングベースソロ!おもむろにステージに上がる!そして丸椅子を高々に掲げる!何が始まるのか?もしやMr.Bigのビリーシーンのドリルを超える椅子でベースを弾く気か?


椅子を置く、座る、ベースを弾く。あまりにも普通すぎる光景に客席も失笑。本人いわくベーシストは裏の裏をかくらしい。笑

Chiikoさんとのアイコンタクトによるベースソロ。Chiikoさんは照れか終始大爆笑なドラミング。最後に握手を交わす。加入後初の握手だったそうだ。笑


ラストはD_Driveの原点。"Cassis Orange"で本編終演。メンバー退場。鳴りやまぬ拍手が、いつしか手拍子に変わる。


メンバー再び入場。この曲がなければ終われない"Screw Driver"。

メンバージャンプ、ジャンプで演奏!盛り上がりのうちに終了!


Yukiさん、「ありがとうございましたー!D_Driveでしたー!」

セットリスト(145分)

Live1(50分)

01:Run to R

02:Attraction 4D

03:Now or Never"

-MC-

04:Escape from…"

05:Begin Again"

06:Thumbs Up

-MC-

07:Shape of Your Life

08:Peach Fizz

09:Wings


換気タイム(10分)


Live2(85分)

10:どこかで春が

11:Gradation

12:1,000,000 hp

13:Mystery Zone

-MC-

14:Breakout

-MC-

15:M16

16:The Last Revenge

-MC-

17:Mr.Rat Boots

18:Cassis Orange


Encore

19:Screw Driver


セットリストは昨日とは随分と異なり、この日もとても楽しむことができた。

確認してみると2日間でオリジナルの持ち曲を全曲完走!(正確には企画ものの"Voices"もあるが、この曲はソニーの著作なのでよしとしよう。)


期待通りに全ての曲を聴けた。D_Driveに感謝したい気持ちだ。そしてようやく念願の新曲2曲、レアな"どこがで春が"も2日間とも聴けて充実した時間だった。


このフロアライブの機材を紹介しておこう。足元は基本的に3人ともBOSSのマルチエフェクターGT-1000を中心に構成されている。海外ツアーも多くなることを予測して荷物をコンパクトにまとめることも当初の目的であった。


■Chiikoさん
Natal2バスフルセットは貴重だ。輝くLEDは初期の頃からのトレードマーク。


■Seijiさん
クラシカルなオリジナルデザインのMarshallアンプ。ESPギター3本を使用。
足元はGT-1000を中心とした構成。

■Yukiさん
YukiさんのトレードマークをあしらったBlueRoseとホワイトのMarshallアンプはかなりのインパクト。ESPギターは3本を使い分けた。
足元はこちらもGT-1000とワウペダル。

■Toshiさん
Edenのベースアンプにベースは2本を使用。
足元のGT-1000。iPadにはセトリがライブ中に表示され確認している。

物販では、すでに全て持っているので買うものがない。ということで世界デビューアルバム「MAXIMUM IMPACT」を追加購入。輸入盤、国内版、LP盤と持っているので4枚目だ。
そうだった、マーシャルの袋に入れてくれるんだった。
Chiikoさんから久しぶりに「営業部長!」の声が聞けてよかった。これだけライブに来れていないのだが、それでも、いつも応援ありがとうございます!ということであろう。




(D_Drive Twitterより)

■番外編

感謝の感謝の47都道府県Drivingツアー再開を記念して、4月3日 オンライン即売会&サイン会が行われた。

注文者には順にお礼の言葉を語りかけてくれる。私の場合、すでに何かとバレバレな案件。ご覧頂いたD_DriveRならわかるだろう。
ラインナップはこちら。新作が追加となった。
数日後、私にも応援Tシャツと特典のサイン入りポストカードが届いた。

またいつかこれを着てライブに行くことを楽しみにしていたい。公認営業部長は続投らしいので、これからも私なりに応援していきたいと思う。

47都道府県ツアーの完遂を祈る。