
弘前さくらまつりの帰り道。
車の運転中、
大きな太陽が目の前にあらわれ、
あたりを真っ赤に染めて、
ぐんぐん沈み行く光景を目にしました。
こちら慌てて車を止めて撮った1枚。
美しい山並みと、
のどかな田園風景に沈む夕陽が、
この日の素晴らしかった一日を暖かく締めてくれたように思います。
北国の春に感謝です!
さて、弘前城公園に戻ります。
ソメイヨシノのほか、、、
美しい佇まいが特別に印象的に見えたのがベニシダレザクラ。

ソメイヨシノの満開の花付きのなか、
その10分の1位の小さな花が、
ぽつぽつと宙に浮かんでいるように見え。。。

今回の訪れでは、
このベニシダレが自分の心境にマッチしました。
・・・まるで、
手を差し伸べるかのように、
人の目の高さに垂れる柔らかい枝。
触れていいよ、と、、、
語りかけられるかのようなやわらかな花。

きっと、、、
自分の老いた両親が、
このベニシダレと一緒に写真を撮らせてくれたからだと思います。
目線の下にまで垂れる柔らかい枝。
その枝々を手で手繰り寄せ、
花の美しさに身を寄せる姿に、
確かな老いを感じました。
・・・来年も、
両親そろって来れるといいな、と、
思いながら、
もしかすると今年が最後かもしれない…と。
ありがとね、
どうもね、
と、言葉にしながら、
両親の写真を撮りましたよ~♪
父、今年齢80歳。
母は78歳。
弘前の古木だって、
まだまだ可憐で力強い花を咲かせます!
まだまだ元気でいて欲しいものです。
そう、花も両親も。
END