
Photo(NEX-5N 16mm) 2014/06/05
近鉄・西ノ京を出ると、世界遺産・薬師寺の土壁が目に入る。
ここからが悠久の歴史道。
右に薬師寺、左に行けば唐招提寺。
向かったのは左。
「天平の甍」の呼び名で親しまれる唐招提寺。
写真は国宝の金堂。
2009年秋に創建後初となる大改修が10年かけて行われ、その姿がこの写真。
梅雨の合間、「甍(いらか)」=「屋根の瓦」の波と、初夏の空が美しかった。
これが自分の金堂を見る一番好きな構図。
もちろん、、、
金堂を代表するエンタシスの八本柱も印象的だけどね…(苦笑)
・・・この空は、
1,000年以上も前、鑑真和上が仰いだ空と同じであろうか。。。
・・・なんて、
悠久の歴史を感じて、今の現実と向き合う場所。
そこが自分にとっての唐招提寺。
心踊るよなロマンを感じつつ、
その歴史の威厳さから、静かに謙虚になれる場所なのです。
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