「自分のカラー」 | 〜 シゲさんの「疾風勁草」ログ 〜

〜 シゲさんの「疾風勁草」ログ 〜

2014.6.1~ReNew!

〜Photologue〜

写真一枚からの日常ログを書き綴っていきます。

それと、、、(不定期になりますが)
東日本大震災から丸三年が過ぎた今、自身で経験したボランティア活動を一枚の写真から振り返っていきたいと思います。

~ シゲさんの「疾風勁草」ログ ~

昨日は大阪へ日帰り出張でした。


新幹線の車窓から見える京都の東寺。


いつも凛々しいお姿です。



   *   *   *



昨日は今月一杯で退職する先輩(Tさん)と一緒の出張。


この4月からそのTさんの担当している企業を引き継ぐことになり、そちらの大阪本社へのご挨拶です。


新しい企業とのお付き合いは何かと緊張するものです。


しかも、なんとTさんは、

その企業・グループを15年も担当していたのであります。



それを引き継ぐって・・・


 --- 一筋縄ではいきませんよ。。。


なんて、弱音も出てしまいます。



でも、実務として働くメンバーは変わらないので、当面はそのメンバー各位が動きやすいようサポートすることに重きをおきたいと思います。


自分のカラーは徐々に、徐々に・・・


まぁ、、、

ボチボチといきましょう。



   *   *   *



「自分のカラー」という話で、丹波哲郎さんの言葉を大切に覚えています。


コレ、私も普段から意識していて、ときには自分自身の拠り所にし、また、自分を見失いそうになったときの標にもしています。



--- 丹波哲郎さんの言 ---


 「役者で一番大切なのは、


 ”役者は手前の匂いを出す”ことだ。


  役の性格を掘り下げるのは演出家がやることで、


  キャスティングのときに、”その役に近いのは誰だ!?”


  ということで丹波をもってきたのだろうから、


  あとは演出でカバーしてくれ。


  我々役者は『自分の匂い』で好き勝手に演ずるだけだ」




素晴らしい整理・解釈だと思います。



また、これほど達観した自信と覚悟に感服します。




   *   *   *



今回のTさんからの引継ぎ。。。


そのTさんが、引継ぎ者は私にと進言して下さったというのです。


 --- ”自分のカラーと似ているところがある”


有難いことに加え、プレッシャーも感じます(苦笑)。




一方、選ぶ(演出する)側も、重要なことに気付かされます。


一度選んだら、思い切って任せるということ。

そのヒトのキャラを重んじ、カラーを引き出させること。


選ぶ側と選ばれる側、お互いの信じる心で物事は成り立っていくんだと思います。


で、、、

「自分のカラーはナニか…!?」

残りわずかとなってきたTさんとの同行の日々のなか、自問自答の毎日を送っています。


-END-