昨日は大阪へ日帰り出張でした。
新幹線の車窓から見える京都の東寺。
いつも凛々しいお姿です。
* * *
昨日は今月一杯で退職する先輩(Tさん)と一緒の出張。
この4月からそのTさんの担当している企業を引き継ぐことになり、そちらの大阪本社へのご挨拶です。
新しい企業とのお付き合いは何かと緊張するものです。
しかも、なんとTさんは、
その企業・グループを15年も担当していたのであります。
それを引き継ぐって・・・
--- 一筋縄ではいきませんよ。。。
なんて、弱音も出てしまいます。
でも、実務として働くメンバーは変わらないので、当面はそのメンバー各位が動きやすいようサポートすることに重きをおきたいと思います。
自分のカラーは徐々に、徐々に・・・
まぁ、、、
ボチボチといきましょう。
* * *
「自分のカラー」という話で、丹波哲郎さんの言葉を大切に覚えています。
コレ、私も普段から意識していて、ときには自分自身の拠り所にし、また、自分を見失いそうになったときの標にもしています。
--- 丹波哲郎さんの言 ---
「役者で一番大切なのは、
”役者は手前の匂いを出す”ことだ。
役の性格を掘り下げるのは演出家がやることで、
キャスティングのときに、”その役に近いのは誰だ!?”
ということで丹波をもってきたのだろうから、
あとは演出でカバーしてくれ。
我々役者は『自分の匂い』で好き勝手に演ずるだけだ」
素晴らしい整理・解釈だと思います。
また、これほど達観した自信と覚悟に感服します。
* * *
今回のTさんからの引継ぎ。。。
そのTさんが、引継ぎ者は私にと進言して下さったというのです。
--- ”自分のカラーと似ているところがある”
有難いことに加え、プレッシャーも感じます(苦笑)。
一方、選ぶ(演出する)側も、重要なことに気付かされます。
一度選んだら、思い切って任せるということ。
そのヒトのキャラを重んじ、カラーを引き出させること。
選ぶ側と選ばれる側、お互いの信じる心で物事は成り立っていくんだと思います。
で、、、
「自分のカラーはナニか…!?」
残りわずかとなってきたTさんとの同行の日々のなか、自問自答の毎日を送っています。
-END-