今日も朝夕寒い一日でした。
東京の日中は日が差していたので若干寒さがゆるいだ感がありましたが、日本海側は広い範囲で雪だったようで、北はもちろん西は鳥取砂丘までが雪原になったとのこと。
この寒さ、明日も今日以上に冷え込むそうで、、、あと1週間は続くそうです。
そんななか、会社のビル前広場の植え込みに黄色い花が沢山咲いていました。
今まで全然気付かなかったのですが、この寒さの中でその黄色がやたらあざやかで、”おやっ”という感じで目に留まりました。
葉だけを見るとハーブの一種のよう。デージーの種類でしょうか。
この寒さの厳しい季節、黄色やオレンジの暖色系の花は気持ち暖かくなります。
やっぱり自然はすごい。そして、少し不思議なものです。
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それと、先日、本ブログで「枝ぶりの話 -モノの本質- 」という題で、「十月桜」をご紹介させて頂いたホテルニューオータニ内の日本庭園で出会った「寒椿」。
この時期、家の生垣や公園で、「椿」や「山茶花」をよく目にしますが、花も立ち姿もよく似ています。
でも、その違いは、、、
根元をみればよくわかるんです。
「椿」は花がそのまんまボロンという感じで落ちていますが、
「山茶花」は花びら一枚一枚が一面にちらばって落ちています。
離れたところから見ると、赤い絨毯がしかれているようにも見えます。
何かの本で読んだ記憶があるのですが、
武士は「山茶花」の方を好んだらしく、なぜなら、その散り際が鮮やかということから。。。
ちょっとぞっとする話でしたね。すいません。
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最後は、同じくニューオータニの石の庭の片隅に植え込まれた花壇から。
昨日までの雪の話題から一転しましたが。。。(笑)
冬は冬で、ひそかに、しかもしっかりと主張して咲いている花々が沢山あるんですね。
そこに気付いて、見てあげる心の余裕を持ちたいと思います。
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