”あなたのために”って・・・ | 〜 シゲさんの「疾風勁草」ログ 〜

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2014.6.1~ReNew!

〜Photologue〜

写真一枚からの日常ログを書き綴っていきます。

それと、、、(不定期になりますが)
東日本大震災から丸三年が過ぎた今、自身で経験したボランティア活動を一枚の写真から振り返っていきたいと思います。

先日の大阪出張でのこと。お土産の話からです。


自宅にはいつも「八つ橋」を買って帰ります。

子供たちが大好きなんです。


買う方としても、色んな種類があって、また、季節ごとに違う味を選べるのでラクチン。


一方、会社へのお土産は、、、


実はわりと悩みます。。。(笑)

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今回はこちら、「大阪プチバナナ」にしてみました。


さて、こちらを手にして、他を見ていると、、、


売り子のお姉様から声をかけられ、、、


 ”このプチバナナと同じメーカーで、

 丸ごと大きなチーズケーキ、いかがですか~。

 ここ*「限定」*で売ってますから!”と、熱心な勧誘が(笑)。


なるほど、物を見るとご立派。丸ごと一個だけに迫力があります。


でも、、、

丸ごと一個は会社では分けにくいし・・・とお断りすると、


 ”なら、このチーズケーキを自宅用にしたらどないですか・・・” と。


そうきたか。さすが商人の町、大阪。なるほどネ・・・と。


さらに、

 ”ここでしか売ってへんから、あとで後悔しますよ~”、


ムムム、情に訴えてきたか~(苦笑)、

でも、そんなことはないよ。だってうちの子達は八つ橋好きだし。。。

とどめは、

 ”ぜ~ったいに、”あなたのために”考えてんねんやから~!”


もちろん半分以上冗談なんでしょうけど(苦笑)。。。

(実際、やな感じではなかったです)


なんか、このセリフが決め手となって、ハイハイって感じで終わりとなりました(笑)。


   *   *   *


”あなたのために・・・”


よく使いますよね、このセリフ。


 親が子供に対して、

  ”あなたのために言ってんのよ・・・”。


 先輩が後輩に対して、

  ”おまえのためを思って言ってんだゾ・・・”。


 営業が顧客に対して、

  ”お客様のためを思って提案しております・・・”。


ありがたくもあり、余計に思えるときもあります。


なぜなら、コレ、「自分から目線」だから。


”あなたのため”なんて言いながら、実は”自分のため”、”自分の都合”なんですよネ。


先のお土産やの店員さんもしかり。

前述の親も営業もしかりです。


だから時と場合によっては、”あなたに言われたくないです”と受け入れたくない(苦笑)。


 ”こっちの事情もあるんだ”、

 ”おれの立場にもなってくれ”


ということになるんですよネ。


要は、「自分から目線」ではなく、「相手の目線」になって考えることが大事ということだと思います。


   *   *   *


”あなたのために”は、自分目線。


と、すると、


”あなたの立場に立って”は相手目線。


そう、

立ち位置を変えるだけで、180度見方が変わります。


とはいえ、全て相手の立場から自分(または世の中)を見るなんて、そう簡単なことではありません。


でも、職場でも家庭でもボランティア活動でも、相手目線で考えることってとっても大切。


うまく行く、行かないは別として、気持ちよい社会を形成するための大人の知恵の一つだと思います。



こんなことを書きながら、、、


自分自身、特に家庭においては、、、


相手の不機嫌さを見てはじめて「相手目線」になっていないと気づかされる毎日でありますが(苦笑)。。。



-END-