下電【1】始発駅・児島 | らくがきピクチャ

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落書きチックな シロート写真と、駄文。





瀬戸大橋への 本州側の玄関口、JRの児島駅を降りて

海側の反対方面へと 1キロほど進むと、













昭和の繁華街の香りがぷんぷん漂う
小さな古くさいビルや商店が密集した場所へ。











こういう街並みは大好物 ww




この日は土曜日というのもあってか
人気もなく ひっそりしてたんですけども、

往時の賑わいを想像するだけで、ワクワクしてきます。





すぐ近くには 岡山県が誇るショッピングセンター
天満屋ハピータウンがあり、

街の表情は変われど、今も昔も この辺りが
地区の中心部であることには 変わりないんでしょうね。















そんな 旧・児島市の中心市街地の片隅に
この電車の始発駅、もうひとつの児島駅がありました。











瀬戸大橋が眺められる観光鉄道への生まれ変わりを目指して
その出発点となってたこの駅は、












路線廃止後も、20年ぐらいは
電車が来なくなった この場所で、旅行会社が営業してたりと

長きに渡って 観光拠点の役割を全うすべく
奮闘してたんですけどね・・・










実際に 2011年頃、仕事で四国に行った帰りに
この駅へと立ち寄ったときには
旅行会社の事務所があって

廃駅とは思えないぐらいに活気もあったんですが


いつの間にか、その旅行会社も撤退したようで

老朽化のせいなのか、今では この駅舎も
土日祝日の 8:30~17:00以外の時間帯は 閉鎖されてます。






そんなわけで
もしかしたら、これで見納めになるかもしれないと
そんなことも考えたりしながら、この駅跡を訪れました。














駅跡のすぐそばには
現在の下津井電鉄の本業となったバスの車庫があります。








って言うよりは

実質は、こちらのバス事業のほうが
ずっと本業だったようなもので、

路線バスで得た黒字を補填することで
鉄道部門の赤字を穴埋めしてたそうなんですよ。









そんなバスの利益も、瀬戸大橋の開通によって
乗客の流れが完全に変わってしまったことで、
電車の赤字を埋めることが出来なくなり

ついには路線の存続を断念したそうです。











前置きが かなり長くなってしまいましたけどね







いろんな思いを乗せて走ったであろう その線路の足跡を

そろそろたどって行きたいと思います。(°∀°)b














余談ですが


本日から プロフィール画像を
信楽焼のタヌキから 富士山キューピーに変更したんですけども、


違和感がハンパない。(爆)















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