タイトルでネタバレしました。しかし何も間違っていない。
最終回です。
国津神Xは、勇者の力を持つが、勇者ではない者……広義での世界を救う「救世主」を作り出すために暗躍しました。
しかしこれだけやっておきながら、主人公が救世主として成長するのは結局賭けでもあります。
ゲーム開始時、主人公はスライム1匹倒すのにも苦労する普通の一般人でした。
生き返しを受け、五種族の身体を得てからも、いちから強くなる修行をしなければならなかったのです。短期間で。
それこそ、人外の力を手に入れるまで、神をも殺す力を手に入れるまで、そしてさらにその先へ。
並大抵の努力ではありません。
ドラゴンクエストXとはそれを成し遂げるための物語であり、それを追体験するゲームなのだと思っています。
ドラクエXをプレイした人の数だけの主人公像があり、それぞれの物語があります。
それがまた魅力なんだなあって感じてます。
なんかいい感じに締め!ってなりそうですが、もうちょっとだけ。
国津神Xその後。(二次創作ですからねコレ。そもそも。)
「正史」に刻まれた滅びを回避するために生まれた国津神X。
滅びを回避したことにより、その存在意義がなくなり、消滅することになります。
ここから先は「正史」になかった新しい時代が刻まれます。
新しい世界の「正史」がまた生まれるかもしれないし、国津神Z、なんてのも生まれるかもしれない。
生まれないかもしれない。
ドラゴンクエストXは新しい世界の始まりとしてバージョン6を経て(内容は神話時代より昔からジア・クト念晶体とか襲来したりしますが)、バージョン7へと進みます。まさに終わらないドラクエ。
私は、まだまだ主人公と共に、その物語を楽しんでいきます。
まあ、なんのことはない、バージョン7がきたら今まで長々と書いた物全部ひっくり返りそうな気もするので(特にグランゼニス周り)今のうちに急いで書いとこうかなって書き始めたのでした(笑)
バージョン7以降で矛盾出ても知らん!!
それでは、ここまで読んでいただき、ありがとうございました!