※あ、カメさまは関係ありません。
ネタばれ配慮してないので、普通にバージョン6最後までの話題が出てきます!
ふと思い立って、主人公について色々考えてみました。
そもそも、最初に「主人公は何故勇者ではないのか」の疑問の回答を得たと思ったのは、アストルティア創世記で「アストルティアに魔王が侵入するのに反応して勇者が生まれる」という、いわば勇者システム的なものを知った時でした。
これに該当しない魔王を、と作りだされたのが冥王ネルゲルで、冥王に相対するには勇者ではない人物がアストルティア側にも必要だったんだなと。
そうして一旦納得したものが、バージョン6を進めていくうちに覆されます。曰く「盟友はそもそも勇者だった」と。
ここに至って、また別の疑問が浮かんできました。
「主人公の存在はどこまで、誰に仕組まれたものだったのか」
5000年前に生まれた主人公がたまたま現代に時渡りして、冥王を撃破し、勇者の盟友となり、アストルティアに起こる問題を次々に解決し、時空神による滅びを回避し、大魔王となってナドラガンド・魔界含むアストルティアを異界滅神ジャゴヌバによる滅びから救う……
これが全て偶然なら綱渡りが過ぎるというか偶然で片付かないだろう!
このことに関して自分を納得させたいがために色々考えたことを書いていこうと思います。
長くなるので何回かに分けます。
考察というほど根拠はないし、裏付けも、色々調べたりとかもあまりしてません。細かい設定も色々忘れてます。すみません!
ただあまりにも自信がないところは、書籍で「アストルティア創世記」「アストルティア秘聞録」Webで「DQ10大辞典を作ろうぜ!!第二版 Wiki」等にお世話になってます。
なので考察というほどではなく二次創作の設定のようなものだと思ってください。
仮説のオンパレードです。「それは、あきらかに違うのでは…?」という事実が出てきても、きっと何や彼や理屈をつけてさらに設定を生やしていくと思うよ!
とりあえず今回は「主人公が今の人生を歩むよう仕組んだのは誰か」について話そうと思います。
はい、最初から結論ありきで「そういう存在はあった」ものとして、そこに至るよう話を進めていきます。
これだけの事象を起こすのですから、それは神もしくはそれに類する存在と考えます。ただしルティアナとは系譜とは別の、アストルティアに自然発生した神だと思っています。
日本神話的に言うと、ルティアナ系が天津神だとすると、それは国津神のような感じで。
創世記にもアストルティア由来の神の存在は言及されています。
その存在を仮に「国津神X(エックス)」とします。(エックスくんではない)
アストルティア由来の神なので大きな力を持つわけではないでしょう(この辺りも創世記で)。ではこの神の権能は何か。
それは、アカシックレコードのようなアストルティアに記録される滅びまでの情報を、閲覧できることだったのではないでしょうか。
以降、この「アカシックレコードに記載された歴史」を「正史」と称します。
国津神Xは正史を覆すために生まれたからこそ、正史を閲覧する権限を持って生まれ(むしろそれしかない)、その情報を以って滅びを覆す道を模索することが存在意義である神だと思います。
「正史」に記されたアストルティアの滅びは、最終的に異界滅神ジャゴヌバ、対応を誤ればそれより早く訪れることにもなりかねない滅びの起点、というのが冥王ネルゲル・次元神キュロノスと考えます。
ナドラガの影響は、またちょっと違うかな?と思います。むしろVer.3のストーリーは「主人公がいた」からこそ起こったのであり、主人公がいない正史では、滅びまでにナドラガの復活はなかったのではと思っています。
マデサゴーラは大魔王なので、すでに勇者システムで対策済みの事象であり、単体では歴代大魔王と脅威度では変わらないかなあ。
滅びの影響的には、現代に災厄の王が蘇る方が影響があるかも?これもゴフェル計画があるので滅びの決め手にはならないけど影響はあるかも。
ちょっとごちゃっとしてきたので(自分の頭が)、滅びへの正史をざくっと考えます。
冥王復活。破邪舟の術の断絶によりレイダメテスに渡る術がなく、冥王が猛威を振るう。(災厄の王復活でアストルティアが既にある程度疲弊している可能性もあり)
勇者覚醒がない。もしくは、覚醒したとしても大魔王侵攻で手一杯で冥王に対して有効打がない。
疲弊しきったアストルティアに次元神降臨。(次元神が滅ぼしたかったのがアストルティアのため、魔界・ナドラガンドは滅びを免れる可能性あり?)
異界滅神復活により魔界・ナドラガンド含む全土が完全滅亡。
仮にいつかの時点でゴフェル計画が発動したとして、避難していた人が戻ってもそこは生物の住める地ではなく、流浪の民となるしかない。
こんなところでしょうか。
確実に力を削いでいってトドメを刺される、完璧な滅亡計画ですね。
時渡りで歴史の大きな流れは変えられない、ということがありますが、そこが「正史に記されている変えられない箇所」ではないでしょうか。
ただ、因果に矛盾が生じなければ困難であれど最終的な滅びも回避できるのでないか…国津神Xはそう考えたと思います。
実際、滅びが確定している古代の大エテーネ島を現代に時渡りさせることで回避、ということが成されています。
滅びを回避するのに必要なのは何か。
滅びの起点である冥王、次元神、異界滅神の3点に対し、勇者はいずれも有効ではありません。
冥王復活時、勇者は別の次元に切り離され、勇者覚醒は冥王を倒した主人公が偽レンダーシアに渡るのを待たなければなりません。
例えばトーマ王子が死なずアンルシアが勇者覚醒したとして、大魔王はすでに侵攻を開始しているので、同時に相手するのは荷が重い。長い戦いになってしまうのではないでしょうか。
次元神では、実際勇者は力及ばずアストルティアは滅び、時渡りの力を持つ主人公がいなければアストルティア復活はなく。
異界滅神では、長く対立の歴史を持つ「勇者」では魔界統一はならず、最終戦での何が欠けても成らなかった異界滅神討伐は果たせなかったでしょう。
それでは、正史に記載された最後の滅びの回避に必要なのは何か。
・勇者と同等の力を持つが、勇者ではない(勇者不在の時に、勇者の力で戦える)者。
・大きな時渡りの力を持ち、滅びの起点以前に因果を持たない(修正力が働かない)者。
この辺りを国津神Xは考えたんではないでしょうか。
まずは「勇者と同等の力を持つが、勇者ではない者」この辺りについて次回解説したいと思います。
あっ、くれぐれも「考察」より「二次創作」の精神でお願いしますよー!(逃げ道)