子どもたちがお世話になってた古巣のスポ少チーム。
施設入所時代からお世話になり
うちに来たあともお世話になり続けてきた。
うちの子どもたちの入所時代をはじめ、
歴代のチームに所属していた施設の子どもたちが
ずーっとご迷惑をかけ続けてきたのに、
温かく迎えてくださっている代表さん。
施設の能力の限界もあって
子どもを預けるだけ預けて
お手伝いも何もできないでいた。
だから子どもたちのサポートのために
現場で振り回されたママたち。
卒団した年に遠方からの参加だったり
コロナだったり、卒団生が少なかったり、
諸事情で卒団式を行えそうになかった
うちの子の代のときに
私達なんかのために運営を全部やって
涙の卒団をさせてもらえた。
そんはみなさんに感謝したくて。
どんなことをしているのか
今年の子どもたちまでは特に
うちの子たちもお世話になってたから
卒団をお祝いすべく卒団記念品を
感謝を込めて贈ってきた。
そして、年始、新体制が整ったときに
新しく入団してきた子の為に使ってあげてほしいと
委託費とは別の夫婦個人のお金から寄付。
新しいママ役員にアドバイスしたり、手伝ったり、
パパも審判に出たり、コーチしたり、
試合の日には応援いったり。
なぜ、お手伝いを続けるのか
少子化な上に、始めるときの初期費用が高い。
だから参加させたい保護者が少なくなって、
結果としてチームが存続危機。
私たち夫婦にとったら数年の僅かな期間だったけど、
こどもたちにとったら6年間お世話になったチーム。
出会う前の子どもたちの思い出を
子どもたちの見たことのない一面を知れる話を
沢山分けてもらった。
きっとこれからも施設の子どもたちや
地域の子どもたちの健やかな成長に必要だし、
同じような里子ちゃんを迎えるときにも
きっと里親さんは助かると思う。
でもその施設と地域は諸事情で軋轢を生みやすい。
だからこそすこしでも意思疎通の手助けしたり、
負担を減らしてあげたい。
そらには、お世話になった子どもたちや
ママたちが帰ってこれるチームを残したい。
うちの子たちが懐かしいこの地に帰ったときに
卒団した先輩として迎えてもらいたい。
だから我が家の家族の原点であるこのチームに
ずーっと協力している。
過去を切り捨てず、守る理由
里親さんて施設での生活を忘れさせるために
そのコミュニティお絶縁する人って多いけど、
子どもたちの人生の何一つ無駄なものは無いと私は思う。
その一つ一つの思い出を守って温めてあげる。
今では施設時代の友達も、そのママすらもみんな仲良し。
地元のお祭りに行けば挨拶だらけ。
地区運動会に行けば、当然自治会参加してないのに
お弁当もらったりいろんな自治会のテントに顔だしてたり。
もうすっかり地域の人と遜色ない。
施設の職員さんよりも地元の人と仲良し。
子どもたちが自ら築き上げた時代の出来事一つ一つを知り、
共有し、共存し、意味付けをしてあげられたことは
子どもたちの成長に大きく寄与したと思う。
親元を離れ、保護所に送られ、施設に引っ越して、
環境の変化に不安な子も多いだろう。
特に自分で勝ち取った大切なものをまた奪われる恐怖。
でもこの里親夫婦はそれを奪わない。
むしろ私たちに寄り添う。
私達の宝物を守ってくれるんだ。
その安心感を覚えた瞬間から子どもたちは大きく心をひらいてくれた。
そして、チームから教わった施設への不満や
子どもたちとの数多の思い出話から、
子どもたちに伝えなければならない価値観がわかった。
それをチームの中で私達が実践して
その苦労を見てもらって、
二人のために一生懸命なんだとわかってもらいつつ、
大人の価値観や、それを見て育つ友達にも意識をむけられた。
この里親は変なことを言ってなくて、
他のお父さんお母さんたちと同じなんだ。
これが自分たちが欲しがってた
お父さんお母さんってやつなんだ。
それを伝えるための基礎になっていきました。
過去への意味付け、新生活との共通点
大きな子どもたちだったけど、
すぐに信頼関係が築けた理由は
ここだと確信している。
過去の生活を、子どもたちは
子ども目線でだけ解釈する。
新しい生活を迎えたときに
環境の問題、年齢の問題、
学校の問題、里親の問題、
本人の問題、習慣の問題、
発達の問題、など
いろいろ原因が考えられるだろうに
委託直後の子どもたちは
前の生活ではできていたのに、
里親のせいでできない
そう安直に結びつけやすいように思う。
私の体験でもそう。
当時は意識してなかったんですが、
子どもたちと向かい合いました。
それまでの経験を一緒に思い出してみたんです。
あのときあなたがみんながやったことって、
お母さんだったらどう感じると思う?

お母さん、お茶をたくさん作って疲れちゃった。
でもそんな大変なお茶を
ダレソレママがいつも入れてくれて
二人が美味しいお茶飲めたんだよね。
本当に優しいままだよね。

寝坊しても迎えに来てくれたママがいたから
この賞状もらえたんだよね。
お母さんだとお弁当だけでもヘトヘトだから
迎えに行ってたら倒れちゃうよね。
そのママの疲れたんじゃないかな。
子どもたちもママ疲れてて寂しかっただろうね。
みんなにありがとう伝えてあげたい!

子どもたちがいるときに他のママたちと話して
うちは全部ユニフォーム洗ってあげてるよー


あんたたち自分で洗わなきゃダメでしょー、
うちで自分で洗わなかったら晩ごはんぬきだよー!
ガハハハ!
とかいろんな家庭があることにも気付かせてあげられました。
チームに対する向かい方、
子どもたちには見えなかった保護者の思い、
いろいろ感じてくれたと思います。
だから委託後の私たちの伝えることにも
耳を傾けてくれたように思います。
委託開始が0歳とはよく言うけど、
特に大きい子達を引き受ける場合は
過去の世界観を捨てさせるからだと思うんです。
過去の経験に意味を持たせて
過去を温めてあげられたら…
これが子どもたちの成長や安心につながり、
そしてライフストーリーワークにもなる。
そう思っています。
子どもたちがもういなくても、
ずっと支え続けたい。
そう考えている理由でした。
